Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ウォール・ストリート・シャッフル / 10cc:1974年作

2023年11月02日 07時51分17秒 | 1970年代の洋楽
【 Single Data 】
リリース:1974年6月15日
チャート:全英10位、Billboard 103位

嗚呼経済、備えあれば憂いなし!
ゼロコロナ政策、不動産市況の低迷、輸出の減速…etc によって、崩壊が始まっている中国経済! IMFから再三に渡って通貨、経済危機を勧告されても手の施しようもなく、打つ手なしの韓国経済! ロシアによるウクライナ侵攻!
よりによって日本の周りは大きな問題を抱えている国が多過ぎる❗️

それにしても・・・
“借りたもんは返す”という基本的な道徳心のない人や国が多過ぎる!

違法金利の金貸しは問題だけど、金利が高いことを承知で借りた借り手が、支払いが負担になって来ようもんなら、「この金利は高い」と文句をいう・・・
「でも、借りた時、それで助かったんでしょ?」とつい思ってしまうのは僕だけ?

僕は、ネットでの買い物、一部の保険、携帯電話料金、ケーブルTV使用料、光熱費等を除いた、殆どのものを極力現金で支払うようにしています。 
最初に必要分より多めのお金を銀行に入れておけば、貯まったお金で躊躇することなくネットでの買い物が出来るし、何よりも、残りのお金を後から来る請求を気にすることなく使えるから・・・(^O^)
また、パソコンなどの高額な物を買った時は、保証期間やポイントの関係で量販店のクレジットカードで買い物をしますが、その金額を直ぐに銀行に預け入れるようにしてます。

今日は、カネ!カネ!カネ!の資本主義社会を皮肉った10㏄の曲の紹介です。

 【Album Data 】
リリース:1974年5月
チャート:英国9位、米国81位


"All You Ned Is Cash"....?
デビュー・アルバムで、50年代、あるいは60年代の音楽への、オマージュとも、パロディとも採れるサウンドを聴かせたのが10cc
シングル・リリースされた曲で、リード・ヴォーカルを執ることが多かったロル・クレームのファルセットで若干コケティッシュな歌唱が、他のバンドと違う独特の雰囲気を生み出しました。
しかし、このコケティッシュさが、“コミック・バンド”といったイメージを持たれた部分もあったいうことは否めません!

続くセカンド・アルバムでは、この辺りの、パロディ的な部分はすっかり影を潜め、「これぞ10cc!」といえるロック・バンドとしての一面が、色濃く出て参りました。

今日は、このセカンド・アルバム『Sheet Music』から1曲・・・
今日ご紹介する曲の「Wall Street Shuffle」は、それまでの、コケティッシュなイメージから一転、ポップ・ロックの王道のような曲調~しかし、その詞はシニカル、皮肉たっぷりな内容です。
ポール・ゲティロスチャイルド家ハワード・ヒューズといった大富豪を登場させ、カネ!カネ!カネ!の資本主義社会をひねくっております。

ウォール・ストリート・シャッフル / 10cc
やろうぜ ウォール・ストリート・シャッフル
ジャラジャラ金の音を聞きながら
ドルの暴落を眺めつつ
ポンドの値崩れ楽しんで

成り上がりたけりゃ
円を買うのが上作さ

儲けるためにゃ運がなけりゃ
ゲティやロスチャイルド
ウォール街であざとく動いた

あなたの株が安かったから
なおさらあざとくやらにゃ
ダウ価は貧乏人に情容赦しない
どや街の住人のポケットからも巻き上げる
最後の10セントまでも
チャンスを逃すな
やろうぜ
踊れや踊れ

ハワード・ヒューズよ 金を握って幸せかい
俺を揉みくちゃにするのを待っているのかね
何しろ あんたは大物だ

ウォール・ストリート・シャッフルするためにゃ
札束持って争わにゃ
賭け金なかったらオフクロ賭けな
とっておきの賭け金さ

やろうぜ
踊れや踊れ

売って 買って やりとりの
でっかい夢を貪って
思い通りに賭けてみりゃ
末はやっぱり野たれ死に

踊れや踊れ
ウォール街で





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