Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 孤独の旅路 / ニール・ヤング:1972年

2023年09月21日 07時19分10秒 | 1970年代の洋楽

【 Single Data 】
リリース:1972年2月
チャート:米国1位


ラジオの新譜紹介で・・・
映画『小さな恋のメロディ』で、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの存在を知り、そして、彼らにのめり込んで行く切っ掛けになったのが、今日ご紹介するニール・ヤングのこの大ヒット曲でした。

ラジオのDJに『ニール・ヤングの新譜です』と紹介されたこの「Heart Of Gold 孤独の旅路」を聴いた時、“渋くてカッコいい曲”だと思いましたねぇ~!
それまで聴いていたのが、主にポップ系のものばかりで、ニール・ヤングのような“泥臭い”音楽は却って新鮮でした。

 【 Album Data 】
リリース:1972年2月14日
チャート:米国1位

聖地ナッシュビルにて・・・
カントリー・ミュージックの聖地、ナッシュビルにて録音されたこの曲、出来上がるまで、ほんの数時間しか掛からなかったそうです。
しかも驚いた事に、バック・コーラスにジェームス・テイラーリンダ・ロンシュタットが参加、速攻で作った曲とは思えない豪華版です!

アルバム『Harvest』で、プロデューサとして名を連ねているのが、ナッシュビルでスタジオを所有するエリオット・メイザ
その彼が、たまたまTVの仕事でナッシュビルに来ていたニール・ヤングジェームス・テイラーリンダ・ロンシュタット等をディナーに招待、その際、昔からよく知っているヤングのマネージャーからニール・ヤングを紹介して貰います。

トントン拍子にレコーディング
相手がスタジオ主と分かると、仕事熱心(?)なヤングさん、早速、スタジオ使用の許可を要求しました・・・
勿論、エリオット・メイザに断る理由などなく、快諾!
バックを務めるミュージシャンも揃えました!

そんなことで、とんとん拍子に事が運んだレコーディング・・・

驚くのはまだ早い!

数回、バンドの音合わせをして、それをモニターで見ながら、ジェームス・テイラーリンダ・ロンシュタットが、お得意のコーラス・ハモを付けて・・・ハイ、完成!

総時間2,3時間といったところか・・・???

かくして、いとも簡単に“全米No.1シングルが誕生”した次第です!

孤独の旅路 / ニール・ヤング
僕は生きたい
僕は捧げたい
僕はこれまでずっと
美しい心を掘り当てようとする鉱夫だった
口では言い表わせない様々な思いが
僕に美しい心を探し求めさせ続ける
そして僕はだんだん歳をとって行く

僕はハリウッドにも行ったし
レッドウッドにも行った
美しい心を求めて大海原も越えて行った
自分の心を覗き込んで見れば
今にも切れそうな細い線が
僕に美しい心を探し求めさせ続けている
そして僕はだんだん歳をとって行く

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬

【 Billboard Hot 100 】1972年3月18日付
01.Heart Of Gold 孤独の旅路 / Neil Young

02.A Horse With No Name 名前のない馬 / America
03.Lion Sleeps Tonight ライオンは寝ている / Robert John
04.Without You / Nilsson
05.Everything I Own 涙の想い出 / Bread
06.Mother And Child Reunion 母と子の絆 / Paul Simon
07.Precious And Few そよかぜのキッス / Climax
08.Way Of Love 恋は悲しく / Cher
09.Puppy Love / Donny Osmond
10.Down By The Lazy River / Osmonds





4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (meiban-matome)
2023-09-21 11:21:20
Heart Of Gold名曲ですよね〜♪
数え切れないくらい聴きました。
同アルバム収録のOld Manも名曲。
返信する
Unknown (ikenaijoni)
2023-09-21 13:16:13
@meiban-matome さんへ
こんにちは😃
ニール・ヤングの『Harvest』は、自分にとって洋楽のベスト10に入る大好きなアルバムの1枚です。
今回はまとめて5曲ほど紹介する予定で、勿論、「オールド・マン」も入っています。
返信する
Unknown (sakaki45)
2023-09-21 20:55:17
自分は、ニール・ヤングを聴くきっかけになったのは、
FMで聴いた「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」ですね。
その後に聴いた「ハーベスト」も流石名盤だなと。

名盤を出したそれ以後も挑戦し続けるニールの姿勢には好感が持てますね。
2000年代になってからの来日公演ですが、生で体験出来たのは
無理して行った甲斐があったと思っています。
返信する
Unknown (ikenaijoni)
2023-09-22 07:38:46
sakaki45 さんへ
おはようございます😃
ニール・ヤングはひとところに留まっていないから、ある意味、全く掴みどころがありませんが、どこまで行ってもニール・ヤングで有り続けることが出来てるから素晴らしい❗️
「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」といえば、リンダ・ロンシュタット、ドリー・パートン、エミルー・ハリスの3人でカバーしたヴァージョンが最高にこの曲の美しさを引き出してますよね。
返信する

コメントを投稿