Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ リンゴのテーマ / ジョージ・マーティン楽団:1964年作

2023年10月10日 07時43分40秒 | 映画音楽&ワールドミュージック

【 Album Data 】
リリース:1964年6月26日(米国)
チャート:Billboard 1位

【A面】
01.A Hard Day's Night
02.Tell Me Why
03.I'll Cry Instead
04.I Should Have Known Better ~ Instrumental
05.I'm Happy Just To Dance With You
06.And I Love Her ~ Instrumental

【B面】
01.I Should Have Known Better
02.If I Fell
03.And I Love Her
04.Ringo's Theme (This Boy) ~ Instrumental
05.Can't Buy Me Love
06.A Hard Day's Night ~ Instrumental

1964年6月26日、ユナイテッド・アーティスツ・レコードは映画のサントラ盤『A Hard Day‘s Night』をリリースしました。 サントラ盤ですから映画で使われたビートルズの曲を7曲とプロモーション用のビデオクリップのバックで使われた「ぼくが泣く」の計8曲にプラスして4曲のインストゥルメンタル曲を収録するという内容のアルバムでした。

今日はそのインストゥルメンタル曲の中から、シングル・カットもされた「リンゴのテーマ Ringo‘s Theme (This Boy)」を紹介させて頂きます。

【 Single Data 】
リリース:1964年7月18日(米国)、9月5日(日本)
チャート:Billboard 53位

映画の中の名シーンのひとつ
さて、この曲が流れて来るのは、リンゴが川辺をフラフラ散歩をするシーンで使われました。 この日のリンゴは前夜の酒盛りでへべれけの状態で撮影現場にやって来て、とても他の3人と仕事が出来なかったことから、1人で散歩をするシーンに急きょ撮影スケジュールの変更をしました。
ところがこれが“不幸中の幸い”という結果になりました!
このシーンが映画の中でも印象的なシーンのひとつになり、「リンゴには演技力がある」という評価に繋がりました。
リンゴ自身は「ただ酔っ払っていただけ、“ヘルプ”の撮影の時は酷いもので、皆んなでマリファナをやっていて、とても撮影どころじゃなかった時もあった」と、監督にとっては迷惑な演技者であった事をケロリと告白してました(^O^)

ジョージ・マーティン
このインストゥルメンタルをまとめ上げたのは、勿論、プロデューサーのジョージ・マーティンで、彼が率いる楽団が演奏しました。 柔軟性を持ち合わせ、ロックンロールからクラシックまで、更にコメディ物まで、何でもござれの音楽への造詣が深いジョージ・マーティンの存在なくしてビートルズの成功は無かったと思います。
正に“奇跡の出会い”でしたね!







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