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Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ キサナドゥーの伝説 / デイヴ・ディー・グループ:1968年作

2023年08月29日 07時00分00秒 | 1960年代の洋楽
我ら世代の懐メロ
1960年代、べンチャーズビートルズの来日が、この日本に“エレキ・ブーム”という文化をもたらしました!
そして、このブームが、我らの世代の懐メロともいえる“グループ・サウンド”(GS)の大流行を生み出すことに・・・
当時は、ついこの前まで普通の“隣のあんちゃん”が、突然、人気者なんてこともあったんでしょうね♪

今日ご紹介する曲も、日本の人気GSバンドがカバー・ヒットさせました。


GSは英国バンドが手本?
60年代は、洋楽に日本語を付けた曲が数多くヒットしました。
以前にもお話したように洋楽に初めて接したのが日本の歌手のカバー曲で、GS以前は、ポール・アンカニール・セダカなど、アメリカン・ポップのカバーが中心だったような気がします。
それに対して、GSのレパートリーは、今振り返ってみると、英国バンドの曲に日本語の歌詞を付けて歌ってるものが多かったですね。
当時の僕は当然、GSで知った洋楽の原曲がどんなグループの曲かを知りませんでした。 しばらくして、洋楽を聴くようになりブリティッシュ・ロックの曲を探求する中で、それらの原曲が誰であるかを発見していきました。


【 Single Data 】
リリース:1968年2月9日(英国)、5月25日(日本)
チャート:英国1位、オリコン11位


"Dave Dee , Dozy , Beaky , Mick & Tich"
今日ご紹介するグループは日本の音楽界に大きく貢献したにも係わらず、その知名度はというと????他の同じようなグループと比べてかなり低いのでは・・・?
グループ名が、メンバー5人の名前を並べただけの何とも味気ないというかシンプルというか、わけの分からないグループですね。
困り果てたのがレコード会社、そして日本独自で付けた名前が、“Dave Dee Group (デイブ・ディ・グループ)”でした。
こりゃあ残りの4人が見たら怒りそうな名前だな!(^O^)

ザ・ジャガーズがカバー・ヒット
今日ご紹介するのは、GSのザ・ジャガーズが1968年6月15日にリリース 、オリコン11位とカバー・ヒットさせたことでお馴染みの「キサナドゥーの伝説 The Legend Of Xanadu」です。
1968年にリリースされたこの曲、“ムチによる効果音が曲の流れにメリハリ”をつけており、全英トップにも輝いた彼らの最大のヒット曲にとなりました。
しかし、全米ではチャートインせず、3年程前ならブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗って大ヒットした可能性もあったのでは・・・?

キサナドゥーの伝説 / デイブ・ディー・グループ
あなたは私の声を聞くだろう
風に乗って 砂漠を越えて
もしもあなたがあの漆黒の
キサナドゥの名を冠される不毛の地に戻らねばならないなら

呪われて 希望もない
それが私が求めていた愛だった
始めから失われていたんだ
キサナドゥの心に勝つための闘いだった

今はその痕跡すら残していない
ただ影たちが動くその場所 わたしたちがよく行った場所
建造物たちが 空に向って開き
ハゲタカ達の鳴き声と一緒になって木霊がまるで聞えるようだ
私たちの愛はその一日のためだった
そして悪しき運命は過ぎ去ったのさ
キサナドゥで キサナドゥで キサナドゥで

《 間奏 》

キサナドゥで キサナドゥで キサナドゥで

(語り)
貴女への愛のために人生を投げ出した男は
貴女にとって何だったのか?
貴女のその澄んだ瞳は涙の悲しみと苦痛に満ちていたのか?
この広い世界の中で 貴女は今までに一人の男に
自分自身を捧げたことがあったか?
あるいは あなたは私を愛して
そしていつの日にかキサナドゥに帰る道を見つけられるのか?

あなたは私の声を聞くだろう
風に乗って 砂漠を越えて
もしもあなたがあの漆黒の
キサナドゥの名を冠される不毛の地に戻らねばならないなら

キサナドゥで キサナドゥで キサナドゥで

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬

【UK Official Chart】1968年3月23日付
01.The Legend Of Xanadu/キサナドゥーの伝説 / Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich

02.Cinderella Rockefella / Esther & Abi Ofarim
03.Delilah / Tom Jones
04.Rosie / Don Partridge
05.Sittin' On) The Dock Of The Bay / Otis Redding
06.Jennifer Juniper / Donovan
07.Fire Brigade / Move
08.Green Tambourine / Lemon Pipers
09.Me, The Peaceful Heart / Lulu
10.What A Wonderful World この素晴らしき世界 c/w Cabaret / Louis Armstrong




2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2023-08-29 22:27:46
デイブディーグループグループは、よく名前が長すぎて覚えられないグループで
ネタにしていました。
(何故かクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングはスラスラ言える不思議)

他にも「オーケイ」とかもGSでカバーされていましたが、
個人的には「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」がお気に入りです。
GSの元ネタを探すのもまた面白いですね。

余談ですが、デイブディーグループの「ザバダック」という曲をグループ名にしたザバダック、
一時期、好きでよく聴いていたなぁ。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-08-30 08:05:46
@sakaki45 さんへ
おはようございます🌞
CSN&Yの件、全く同じで、何故なんだろうと文章に折り込むつもりでしたが、長くなるのでカットしました(^o^)
彼らはそれぞれのニックネームを並べたらしいですね!
CSN&Y程じゃないですが、1970年の初め頃、ダンヒルレコードのヒットグループのハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズも、名前を並べただけのバンド名なのに何故かスラスラ名前が出て来ます。
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