バンド名は、
夢の中に出てきた魔女のお告げで決定！？
ある夜、ヴォーカリストのヴィンセント・ファニアは、17世紀の魔女が出てくる夢を見ました。
その魔女は「お前は私の生まれ代わりだから、私の名を名乗り音楽に身を投じるがよい！さすれば、大きな喜びが得られよう！」と・・・
来た 来た 来たぁ～！
完璧に作り話のパターンですな！(爆)
まあこの手の逸話は多いのは事実でしょうが、それはそれとして、誰にも迷惑がかかるわけじゃないから、「良し！」としましょう！
そこで名乗る事になったのが“アリス・クーパー”という名前でした！
今日ご紹介するのは、オジー・オズボーン、エアロスミス、トーキング・ヘッズ、ガンズ・アンド・ローゼズ等、様々な時代の様々なロックスターがファンを公言する"Alice Cooper"です。
“魔女のお告げで決めた”というこの名前、実際は、女の子のような名前と、自分たちのビジュアル面とのギャップ、これで受けを狙って決められたようです！
明らかにデタラメな逸話といい、“ロックの楽しさといい加減さ”を不断に撒き散らす彼らは偉大なバンドだと思いますよ！
因みに、このアリス・クーパー、非常に名前は簡単ですが、勘違いしやすいんです。
何とグループ名とヴォーカリスト名が同じなんですね～実に紛らわしい！
バンド結成の切っ掛けは・・・
アリゾナ州フェニックスのハイ・スクールに通っていた仲良しの5人組が“バンドをやろう！”と思いついたのは、行きつけのピザ屋で偶然耳にしたキンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」に衝撃を受けたことが切っ掛けでした。
その後、地元で経験を積み1968年、彼らはプロを目指して、いざロサンゼルスへ・・・
彼らは、小さなレーベルから２枚のアルバムを出した後、1971年になって、いよいよメジャーのレーベルよりデビューするに至ります・・・
デビュー・アルバムでそこそこの結果を出したアリス・クーパー、しかし何と言っても彼らを有名にしたのが、ライヴでのパフォーマンスにありました。
過激なライヴ・パフォーマンスで人気急上昇
その毒々しいメイク～蛇を観客に投げつける～ギロチン台で首を吊る....etc
それらの過激なライヴ・パフォーマンスが話題を呼び、人気と知名度が急上昇！
そして彼らを一躍人気グループに押し上げたのが、今日ご紹介する曲の「スクールズ・アウト」のヒットでした。
ストレートで小難しくない、実に分かり易いロック・ナンバーのこの曲、1972年6月にリリースされると、英国で1位、全米でも7位となる大ヒットを記録します。
おまけがパンティ？
また1972年6月に発表された同名のアルバムが凝っておりました～
レコード盤が紙で作られた女性用のパンティに包まれていたのです・・・
思春期の少年は、パンティ目当てでレコードを買ったと思われるのが嫌で買えませんでした！(爆)
スクールズ・アウト / アリス・クーパー
そうさ、俺たちに選択肢はなかった
全ての少年少女たちが
そのノイズを作ってる
だって彼らは新しいおもちゃを見つけたんだ
そうさ、俺たちは敬礼なんてできない
旗を見つけられないから
もしそいつが気に入らなければ
それはドラッグなのさ
学校は夏を得ようとしてる
学校は永遠に不在さ
学校はバラバラに砕かれたんだ
鉛筆はいらない
教科書はいらない
教師の薄汚れた顔もいらないんだ
そうさ、俺達に授業はなかった
俺達には主義なんてなかった
そして俺達には純潔なんてなかったのさ
俺たちは韻を踏む単語を考えることさえできないんだ
学校は夏を得ようとしてる
学校は永遠に不在さ
学校はバラバラに砕かれたんだ
鉛筆はいらない
教科書はいらない
教師の薄汚れた顔もいらないんだ
夏のために出て行く
秋まで出て行くんだ
俺たちは全く戻らないだろうけどね
学校は永遠に不在さ
学校は夏を得ようとしてる
学校は熱で狂ってる
学校は完全に不在なんだ
少年てもしや？( *´艸｀)
その頃は汚れを知らない少年でした\( ˆoˆ )/
今なら、躊躇なく買えます(笑)