富士山と桜を見に その３

西湖いやしの里根場（ねんば）旅行記、その３です。


昔懐かしい風景と美しい桜を眺めつつ、施設内をウロウロ。

しかしまぁ〜平日にも関わらず、ずいぶんと人が多かったです。
天気が良かったというのもあるけど、それ以上に驚かされるのは外国人観光客の多さ。
少し前ぐらいなら外国人観光客といえば、中国からの団体さんってイメージだったのですが
今はそうじゃないんですね。
おそらくイスラム圏（女性の服装がそんな感じでした）の方達が一番多かったです。
根場の入り口にあった茶屋では慣れたもので、「ハラール（この場合イスラム法にのっとった食事のことでしょう）ありますよ〜」とおばちゃんが声をかけていました。
もちろん、中国や韓国からの方達もいらっしゃいますし、欧米系の方達も多数。
むしろ、日本人の方が少ないんじゃないかな？って状態の中、
日本人の私が日本の観光地を回るという、不思議な感覚を味わえました。


ん？どっかで見た絵だぞ。


おお！『まんが日本昔ばなし』の絵じゃないですか。
あの番組で、多数の作品の演出・作画を担当されていたアニメーターというかイラストレーター・・・
いや、『ごんぎつね』等の映画作品も作られているので、アニメーション監督と呼ぶべきかな？
前田こうせい先生の原画展やってるじゃないですか。

アナログ感たっぷりなイラストの数々、癒されるなぁっていうかとてもとても勉強になります。
なにより私は『まんが日本昔ばなし』で育った世代なので、
自分の絵のルーツがここにあると言っても過言じゃないですから。

なんて呑気に展示物を拝見していたら、奥に男の方が座っていらっしゃいました。
展示と同時に作品やグッズの販売もされていたので、店員さんか〜なんて思ってたら
「商品ご購入の方には、直筆でサインをお入れします」との文字が。
ええ〜〜〜！？前田こうせい先生ご本人？？？
流石にうん万円する作品を購入するほどは現金の持ち合わせがなかったため（ホントにこの日は手持ちのお金が少なかった＾＾；）、
ポストカードを数点購入。

ドキドキしながら「『まんが日本昔ばなし』の大ファンでした」ってとこから話し始めて
どうやってあの作品を作られてたんですか？という質問、
実は私、ゲーム関係の仕事をしてまして・・・なんてお話ししてたら、
先生のお子さんは、今現在お一人でVRの作品を作ってるんだよ〜なんてことまで聞かせていただきました。
もっとゆっくりお話を伺いたかったけれど、外に伯母もこんブも待たせっぱなしだったので、
我慢我慢。
（長居しすぎると、先生に「迷惑なやっちゃなぁ〜」と思われるかもしれないし。＾＾；）

そうそう！サインをいただいている最中に、先生に許可をいただいた上で

お写真を撮らせていただきました。
本当に、とっても優しくて気さくな先生。

ほんの数分間ではありますが、とても貴重な体験をさせていただきました。
どうもありがとうございました。


こちらが購入してきました絵葉書。
もう二枚買ったのですが、そちらは大阪に住む両親にプレゼント。
絵は印刷だけど、サインは直筆♪
大切に飾らせていただきます。

〜続く〜