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最悪につまらないそして邪悪な映画/インモータルズ

2011-11-16 | 日常

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1月「白夜行」、3月「SP革命編」、10月「電人ザボーガー」、
今年観た4本目の映画は「インモータルズ」

11.11.11の上映初日には観に行けなかったので本日。
レディースデー1,000円なので少しは人が多いかなと思いきや、
自分を含めて8人だけ・・いつも通り。

このシアターの場合、2Dは字幕、3Dは吹替。
当然字幕で観るべきと思うけど3D映画を初体験。

3Dメガネが手油なのか拭き痕なのかべったり。
ちょっと拭いても落ちない。
鑑賞には影響なさそうなのでそのまま。

鑑賞した感想は、酷い映画のひとこと。
劇場でこんなに嫌な気分になったものはない。
ストーリーはピント外れというか起承転結が見えない。
それぞれの配役構成が全く活かせていない。

テセウスがエピロスの弓を手に入れながら結局何もしていない。
弓で邪悪な国王や神々を倒すかと思うもそうではない。
ハイペリオンが手に入れてもそれを活用しきれてないし。

エピロスの弓は神が斧で岩に打ち付けたまま、
もうストーリーの中では全くでてこない。
多分、続編で息子がエピロスの弓を手に入れることになりそう。

昔の映画で、薬師丸ひろ子主演の「里見八犬伝」の、
光の弓矢のようなオチを予想していただけに、
もっとエピロスの弓に焦点を充ててほしかった。

それにしても残虐な人殺しシーンが多かった。
剣で首を刎ねるシーン、槍で体を打ち抜くシーン、
ナイフで首をかっ切るシーン、人を燃やすシーン、
生きたまま人を焼くシーン・・。
最も多かったのは剣で首を刎ねるシーンで、
血肉が吹き飛ぶシーンばかり。

ギリシャ神話の神々の戦いなので、
リアリティといえばそうなのかもしれない。
しかしホラー映画ではないのだから、
観賞後、希望や光を全く感じられないというのは如何なものか。

シアターを出ると、左肩がとにかく痛い。
今も痛い。
宜しからぬ悪波動を全身で受けたので当然かもしれない。

光の時代を迎える今、
敢えてこのような映画を作ったその意図として、
闇の勢力の邪悪さを感じる映画であった。
こんな映画を今年最後の映画にはしたくない。

3D初体験の感想は「こんなものか」だった。
他の映画で比較できないが、どれも大体同じようなものだろう。
途中、3Dメガネを外して見比べたが、
3Dという程のリアルな視覚を体感できなかった。
次回、数百円多く払って観たいとも思えない。

やっぱり吹替ってどんなに上手い声優だったとしても、
違和感があるので好きじゃないことも改めて実感。


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