LUMIX GF5 / LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
先週、高校時代のクラス会に参加した。
アメリカ在住の人が、たまたま日本に戻ると聞きつけた幹事が急遽企画。
その人、日本語のイントネーションが少し変だった。
卒業して2年くらいは数回開催されていたけれど、
その後はン十年誰とも会っていない。
死ぬまでに一度くらいは顔を見ておきたいと思い、
最後のつもりでの参加。
皆、いいオッサンとオバサンになっていた。
白髪の人、腹の出てる人、バツイチの人、離婚を考えている人、孫のいる人、、
痩せていた人が3倍くらいの幅になっていたり。
私は白髪も全くないし体重も高校時代と殆ど変わらない。
たまたま髪型も同じような感じだったから尚更。
皆は私を一目見てわかるが、こちらはわからない人もいる。
「誰?!」と素直に聞くと、「えー!ショックー!!」と言われる。
名前を聞くと、あ~~と面影を感じる。
卒業アルバムを見て名前を確認していこうかと思っていたけれど、
その時間もないままに出掛けた。
よくクラス会で恋が芽生えたりするというが、
そんなことは100%あり得ない様相だ。
クラスの約半数が出席で、中には消息がつかめない人もいるそうだ。
自分の場合、年賀状は1999年を最後にすると予告し、
2000年からは一切出していないし、
ケータイ機種と番号を変更しまくっていたので、
半年交流のない人はその都度、アドレス帳から削除していった。
それでも連絡がついたのは、実家宛にハガキが届いていたからだ。
転職を数回繰り返している人が殆どで、
同じ会社にずっと働いていたのが僅か二人。
そういう時代なんだなぁ。
スマフォやタブレットを使っている人もいたけど、
意外にガラケー率が高かったのには驚き。
ガラケーのほうが使いやすいと思う世代なのだ。
女性から「xxさん」と呼ばれることばかりだけど、
「xxくん」と呼ばれるのがとても新鮮でもあり嬉しくもあった。
高校時代はグループ単位で活動していたので、
話さない人とは一度も話すことがなかったのに、
今、普通に話せているのが面白かった。
消息が掴めている範囲では、
珍しくクラスにはまだ亡くなった人はいないようだ。
いずれ葬式に参列する日がくるのだろうか。
それとも今回が皆へのサヨナラの日となったのだろうか。
愉しい時間だった。