このブログでブックマークを張らせてもらっている僕の音楽友達、ブギーハットくんのブログに載っていた一枚の写真・・・その日、僕はずっと彼のことを考えていました・・・。
最初に言います。僕はHat くんのことを本当は何も知りません。会ったのはただの一度だけ。「てきふらライブ」で共演(対バン)した時のみです。
それ以来、半年と少し、ずっと彼のブログを見てきました。そして彼も僕のこのブログにコメントをくれています。
今はたったそれだけの関わりあいです。
(もし道端ですれ違ってもお互いがお互いを認識できるかは疑問です)
そんな彼はバンド「ブギーチレン」のギタリストです。ワイルドなロックンロールやストーンズ・テイストな音楽、そしてブルーズが彼のフィールドです。
共演時にたった一度だけ彼のギターを聞いただけですがナイーブな感性がワイルドなサウンドの中に見え隠れしているような、そんな第一印象でした。
ステージでは何かに憑かれたかのように一心不乱にギターを弾いていたHat くんでしたが、本当の彼の心の中にある「音」は少し違う所にあるような、今はそんな気がしてなりません。
僕は日々異なるテーマで書かれている彼のブログから何とも言いようのない「哀感」を時々感じていました。しかし彼がしばしば口にする「サラリーマンなるがゆえの悲哀」をそのまま鵜呑みにはできませんでした。
彼は確かに「家庭を持ったリーマン」かもしれませんが、そんな簡単な表現で収めてはいけない彼独自の「陽気な哀感を伴った世界」があると思っています。
先日、彼がブログに(多分なにげなく)載せたこの写真を見て少なからず共感を感じていた僕は今だゆっくりと話をしたこともない彼のことをあれこれ思い巡らせました。
Hatくん撮影
なんだろう、この心象風景の奥にあるものは?
写真を見てまずこう思いました。
秋の夕暮れは多くの人をメランコリックにさせます。それは分かります。
でもHat くんは撮影時、夕焼けが連想させる果てしない哀愁と明日への希望に何かを触発された・・・んです!
この写真を見て人は画像の左上の方向に果てしない希望を見出します。と同時にその下の「早くも点灯した街灯」に哀しみを感じます。
大きな面積を占める木は柏か芙蓉でしょうか。
実にいいシルエットを作っています。これは「自分」です。
暗く表情が分かりづらい「自分」が過去で、オレンジ色の空が未来、そしてポツンと灯った街灯が現在です。
おそらく彼は何かを思ってシャッターを切ったんです。
もしかしたらもうその時の気分のことは忘れてしまっているかもしれませんが。
なにげなく切り取られたこの風景はいろんなことを語っているように思えてなりませんでした。
Hat くんはこのあと、家族団らんの時間を楽しんだんだろうか、とか、一人でブルースでも聴いていたんだろうか、とか想像していました。
哀しいけどとても優しい気持ちになっていただろうこの時のHat くんのことをしばらく考えていました。
夕焼け空には雲が作った大きな鳥が飛んでいますね。 マグリットの絵のように。
(画面の左中央にくちばしと目、その上の左右に羽を広げて(左を向いて)います!)
暗闇が押し寄せるまでのわずか数分間、空はこんな美しくもはかない表情を見せるんですね。
会っていっしょに飲みたいですね、哀しみのHat くん!
お断り:
今回はHat くんの写真からインスパイアされた僕の勝手な想像で書きました。
実際に彼にインタビューしたわけでも、掲載の了解をとったものでもありません。
もしHatくんがこの文で不快を感じたら、それは僕の本意ではありませんので許していただきたいと思います。
最初に言います。僕はHat くんのことを本当は何も知りません。会ったのはただの一度だけ。「てきふらライブ」で共演(対バン)した時のみです。
それ以来、半年と少し、ずっと彼のブログを見てきました。そして彼も僕のこのブログにコメントをくれています。
今はたったそれだけの関わりあいです。
(もし道端ですれ違ってもお互いがお互いを認識できるかは疑問です)
そんな彼はバンド「ブギーチレン」のギタリストです。ワイルドなロックンロールやストーンズ・テイストな音楽、そしてブルーズが彼のフィールドです。
共演時にたった一度だけ彼のギターを聞いただけですがナイーブな感性がワイルドなサウンドの中に見え隠れしているような、そんな第一印象でした。
ステージでは何かに憑かれたかのように一心不乱にギターを弾いていたHat くんでしたが、本当の彼の心の中にある「音」は少し違う所にあるような、今はそんな気がしてなりません。
僕は日々異なるテーマで書かれている彼のブログから何とも言いようのない「哀感」を時々感じていました。しかし彼がしばしば口にする「サラリーマンなるがゆえの悲哀」をそのまま鵜呑みにはできませんでした。
彼は確かに「家庭を持ったリーマン」かもしれませんが、そんな簡単な表現で収めてはいけない彼独自の「陽気な哀感を伴った世界」があると思っています。
先日、彼がブログに(多分なにげなく)載せたこの写真を見て少なからず共感を感じていた僕は今だゆっくりと話をしたこともない彼のことをあれこれ思い巡らせました。
Hatくん撮影
なんだろう、この心象風景の奥にあるものは?
写真を見てまずこう思いました。
秋の夕暮れは多くの人をメランコリックにさせます。それは分かります。
でもHat くんは撮影時、夕焼けが連想させる果てしない哀愁と明日への希望に何かを触発された・・・んです!
この写真を見て人は画像の左上の方向に果てしない希望を見出します。と同時にその下の「早くも点灯した街灯」に哀しみを感じます。
大きな面積を占める木は柏か芙蓉でしょうか。
実にいいシルエットを作っています。これは「自分」です。
暗く表情が分かりづらい「自分」が過去で、オレンジ色の空が未来、そしてポツンと灯った街灯が現在です。
おそらく彼は何かを思ってシャッターを切ったんです。
もしかしたらもうその時の気分のことは忘れてしまっているかもしれませんが。
なにげなく切り取られたこの風景はいろんなことを語っているように思えてなりませんでした。
Hat くんはこのあと、家族団らんの時間を楽しんだんだろうか、とか、一人でブルースでも聴いていたんだろうか、とか想像していました。
哀しいけどとても優しい気持ちになっていただろうこの時のHat くんのことをしばらく考えていました。
夕焼け空には雲が作った大きな鳥が飛んでいますね。 マグリットの絵のように。
(画面の左中央にくちばしと目、その上の左右に羽を広げて(左を向いて)います!)
暗闇が押し寄せるまでのわずか数分間、空はこんな美しくもはかない表情を見せるんですね。
会っていっしょに飲みたいですね、哀しみのHat くん!
お断り:
今回はHat くんの写真からインスパイアされた僕の勝手な想像で書きました。
実際に彼にインタビューしたわけでも、掲載の了解をとったものでもありません。
もしHatくんがこの文で不快を感じたら、それは僕の本意ではありませんので許していただきたいと思います。
写真をお褒め頂き大変恐縮です
正直な話、写真が趣味とかじゃないんです。
と言う訳で、偶然撮れてしまったんですねえ。
たぶん神様の悪戯なんでしょう(笑)
写真の説明を少しばかり・・
木は自宅裏の中学校のグランドにあるプラタナスだと思います。当日はオレンジ色に染まった空に何か突き動かされるように、娘を連れて外に飛び出して、無我夢中でシャッターを切っていたんだと思います。
たぶん3連休の最終日ってことで、少しナイーブになっていたかもしれませんね。
さっそくのコメントありがとうございます。
そうでしたか、あの木は某付属中のプラタナスですか。
たくさんの夕焼けを見てきましたが、こんなに撮影者の心情が伝わる絵はまれですよ。
雲が作った「羽を広げて飛んでいる大きな鳥」が見えましたか。
なにげなく撮影した写真でもよ~くみると意外なものが写っていたりして楽しいものですね。
撮影者が気が付いて無いとはお恥ずかしい限りです。
更に手前の木も鳥に見えてくるのは私だけ??
また良い写真が撮れたらアップします!!
あなたのBLUESを感じさせる写真が見たいです。
よく行く飲み屋さんの写真だっていいんです。
心が写っていればそれはいい写真です。
残業ごくろうさまです。娘さんが待っています。
早く帰ってあげてください。