バンマスの独り言 (igakun-bass)

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今、人類が恐れなければいけないこと

2015年11月18日 | 社会・政治
ここで過去に何度か取り上げましたが、現代社会においてもっとも恐れなければならないことは3つあると考えています。

忌まわしい安倍政権は近隣国の脅威に対して異常なほどの「熱意」をもって機密保護法や安保法制などを新たに制定したわけですが、こんなことは今を本当に考えている政治とは到底思えないのです。だっていったい何を怯えているのか、「国民にていねいに説明していく」といっていた口先も乾かないうちに国民の大切な「国会」すら開こうとしていないのですから!

それはともかく・・・、
今、世界が、日本が、最も恐れ真剣にその対処法を考えなければならないのは、戦争や地域紛争などではないのです。
人類は過去の大戦や民族紛争などから十分に学習はしています。ただ、それでもなお細かな戦争(内戦)は続いていますが・・・
それでも先の世界大戦の規模以上の「戦争」は国際社会のコントロール下では起こらないと思えます。

本当の恐れはこの3つでしょう。

1 巨大自然災害
2 対処困難な伝染病(新しい病気)
3 そして無差別テロリズム

です。

1は近年の気象の極端化に見られるような災害発生の頻発です。

日本も近年は四季の変化が極端になって、夏は異常に暑く冬は異常に寒く、気持ちの良い季節(春・秋)は足早に過ぎ去っているように思えます。
このような「極端化」は世界の気候変化や最新の気象研究によって証明されつつあり、日本も巨大自然災害に対して早急な対策を施していかなくてはならないでしょう。それなのに安倍政権は自衛隊を海外で働かせることばかりに夢中で、国内の災害派遣など、その時その時に対処すればいいと思っているにすぎませんね。
僕は気象学を勉強していますが、近年は特に「MJO」(マッデン・ジュリアン振動)に興味を持って接しています。(そのうちに書きます)

2は「エボラ」などに人類はどう対処できるのかという問題です。

昔から人類は対処困難な疫病などに悩まされ、多くの命を失ってきましたが、科学の進歩によってまた医療の進歩によって、その都度、病気克服に努力をしてきました。
しかし科学の進歩(新たな研究)や環境の変化などによって、未知の病気が新たに発生したり、人々の交流によって特定の病気や病原菌の移動が速くなって、気がつけば世界中に病気が蔓延する事態だって起こり得るわけです。
もしかしたらSF映画のように、瞬時に地球上から人類が消滅するなんてこともあるかもしれないのです。

3は戦争などよりも対処困難なテロリズム。

先日のISのパリ攻撃には驚きとショックを感じましたが、それ以前もNYでの旅客機でのWTCビルなどへの無差別テロ、方々で起こる自爆テロなどなど、国同士が争う戦争などよりよっぽど対処が難しい個々の犯罪を世界がどう抑え込んでいくか、これをやられたから報復するなどというのではなく未然に抑えていく算段を取っていくことがホルムズ海峡の危機だとか普天間がどうだとか言っているよりも必要なことではないでしょうか。僕自身、NYテロで数人の友人と連絡が取れなくなりました。WTCビルの中で働いていたこともあった関係で・・・悲しい思い出です。

日本だって安倍政権の危険思想によってテロの標的にされる危険性が一層強まってきました。
オリンピックが危ないです!
特にISなどの連中は自爆してでも任務をやり遂げる一心で行動しますから始末に負えません。死を覚悟しての行動にどのような防衛策がとれるのか、仮定での近隣国との戦争・紛争などにかまっている場合ではないのです。

しかし先日のパリでのテロ、そしてその後のシリアでの報復空爆・・・憎しみの連鎖を止めなければ人類は地球の大規模な気候変動よりも前に確実に自滅していくような気がします。


中国の南シナ海進出やそれに対する米軍の行動、韓国の“難クセ外交”など、我々の近隣でもいろいろとあるわけですが、病気の蔓延やテロの頻発や大災害の発生はそんな政治的案件を「一瞬で吹き飛ばすほどの威力がある」ことを日本の三流政治家はもっと真剣に考えなくてはなりません!


最近はFB上で撮った写真を見てもらったり、ここでもやっていた一言英語を連載したりとのんびりやっていましたが、今世界は相当にキナ臭くなってきていますね。自分たちはよくても我々の子孫のことが心配でなりません。

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