先日、サラブレッドの血統のことをある本で読んだ。(with PETs 2021 March号)
それによると、現在よく見る競走馬(サラブレッド)は、「ダーレーアラビアン」(推定1700年生まれ)、「ゴドルフィンアラビアン」(推定1724年生まれ)、「バイアリーターク」(推定1680年生まれ)の3頭の先祖(三大始祖と言うらしい)に行きつくという。
この三大始祖がどうして生まれたかと言うと、アラビア半島産のスピードのあるアラブ馬と英国産のタフな牝馬とを十字軍の頃から交配させたようだ。
そして、1764年に生まれたのが、ダーレーアラビアンから数えて5代目になる「エクリプス」(日食という意味)という馬らしい。その馬は18戦18勝と負けなしだったそうである。
そうして、エクリプスから数えて16代目に「ネアルコ」(1935年生まれ、14戦14勝)が生まれ、21代目が有名な「サンデーサイレンス」(1986年生まれ、14戦9勝)
そして、22代目があの有名な「ディープインパクト」(2002年生まれ、14戦12勝)
そして、23代目が2020年に父と同じく無敗の3冠を達成した「コントレイル」(2017年生まれ、(8戦8勝)ということである。
私は、普段、競馬の予想をするとき、血統はほとんど考慮しないが、強い馬の子供はずっと強いのである。
この本によると、「エクリプス」が強かったのは、心臓が特別大きかったことによると書かれていた。
マイブログ(2017.2.15)に「オグリキャップが強かった理由は心臓の大きさ、つまり「スポーツ心臓」」という記事があるが、まさに、そういうことらしい。
でも、オグリキャップの子供の成績が良くないのは、オグリキャップは突然変異ということなのだろう。
それに、あまり、注目されないが、子供の母親の影響も大きいと考える。
以上