年収200万円以下の若い(15歳~34歳)女性が289万人!?
これは、その世代全体の81.5%。
働く女性の6割が非正規雇用。(この世代では47%)
Sさんは19歳。小学1年の時、父を亡くす。母は病気。
長女であるSさんは朝5時から働いて妹の面倒もみている。
毎日500円生活。(そこでも残ったお金を貯金箱に!)そして、保育士を夢見ている。
他の女性も親の死や離婚が原因の子が多い。
ある人は、学費を稼ぎに地方から都会に出て、インターネットカフェ(1日2400円、30日以上で1900円)で寝泊まり。畳1畳ほどの部屋。
別のある人はコンビニで週5日働き、アルバイト料10万円+母からの数万円で姉妹が生活。 1日1食。
離婚後、3年前まで母は看護助手。しかし、母は生活に疲れて生活は困窮。
でも、周囲の人や行政には頼らなかった。 お米があっても電気がなくて炊けない。
「お母さんに、少しでも裕福なくらしをさせてあげたい。明日の食事を心配しないでいい、くらしをしたい。」
「お金持ちと結婚したいと思わない。ごく、普通な生活をしたい。」
これまでも、こうした問題はあった。
しかし、母子がすぐに貧困に巻き込まれてしまう 「貧困の連鎖社会」
「女性の活用」と言われながら、1999年に男女共同参画基本法と派遣法改正が同時施行。→両極端に人生は流れる。
Mさんは大学を出ながら、大学のアルバイトの時と同じ時給800円で働いている。奨学金500万円が重くのしかかる。
もう一人の女性も正規でありながら月15万円。ボーナスはなし。
シングルマザー124万人。
児童扶養手当5万円と合わせてなんとか生活。
資格をとろうと国の助成金月10万円もらって、専門学校へ。
でも、10時間以上働いて助成金が7万円に減らされることに。
特別養子縁組制度を利用して子供を手放す女性も。
「子供には自分と同じ道はしてほしくない」
社会が作り出した制度をうまく使えるか?
いつか安心して暮らしていける日々を信じて!とのナレーションがきつい生活を物語っていた。
うーん。健康が大事。離婚しないことが大事。きつくても、夢を持って生きている人に強さを感じた。