里親募集の貼り紙を見て電話をいただくことがあります

とてもありがたい反面ちょっと困ることもあります

まずお電話いただいてる人が猫を飼うのに
ふさわしい条件なのかお聞きしなければいけませんので
ご年齢や家族構成などを丁寧にお聞きします。
74歳で一人暮らしの方ですが子猫が欲しいと言います

ペットショップを見に行ったけどお値段が高くて断念し
里親募集の猫を貰おうと考えたようです

ご自身の年齢では子猫を貰うのは難しいとわかっているようで
自分が飼えなくなった時は近所のお友達が飼ってくれることになっているから
安心してくれと言わんばかりに話します



この時点でアウトなんですが無下に断れないので
一応お友達のご年齢もお聞きしてみたら71歳でした

もう苦笑いしか出ませんでした

相手も私の反応に気づいて、71歳のお友達には娘さんがいるから大丈夫といいます



いやいやいや
ほんとにね笑うしかないですよ



まず血のつながった親子ですらそういった口約束は守られないことがあるのに
いくらお友達でも赤の他人との約束があてにならないとは微塵も思わないのか
不思議でならない

子猫は無理だけど飼主さんの年齢に合った猫(高齢の大人猫)なら
検討できると言うとお断りになられます

こういう方に限ってなぜか子猫にこだわる方が多いのも特徴です
まあ言うまでもなくお断りしましたが
電話を切ってから思うんですよね
人間ってつくづく勝手だなと




子猫は可愛いけどそれだけじゃない

いたずらもするし

遊びも結構激しい

昔飼ってたからわかってると言いますが
自分の年齢はわかってますか?
昔のような体力はもうないですよ

でも・・・
高齢者がペットを飼えないというのは少し寂しい気もします

みんなが家族と一緒に住めているわけではなく核家族や一人暮らしの方も多いし
例えば、ペットを飼える高齢者の集合住宅とかシェアハウスみたいなのがあって
何かあればお互いに協力し合えるシステムがあれば譲渡する側も安心だし
される側も幸せになれるような気がするんですが

ペットと一緒に入れる老人ホームもというのもありますしね。

犬や猫が好きなのは年齢関係ないし
譲渡対象者が増えるのはこちらとしても有り難い

これからそういうのできてきたらいいな(もうあるかも?!)
体力的にも・・・
さらに通院もあるわけですしねえ・・・(^^;)
辛いですがお断りしていいと思いますよ やはり何かあった時には大変ですしね まず猫が可哀想ですもの
シェアハウスとかに住めばいいんですけどもね
そんなにペット欲しければ保健所にいけばたくさんいるのになあと思ったりもしてます
寂しい生活を支えてくれたのも犬猫のようなペットが居てくれたからって高齢者も多い。
地元で野良猫に餌やりする高齢者も多いです。
自宅アパートではペットを飼えないからと餌やりを始めたら仲間も出来て楽しそう。地域猫の世話だってやりがいがあると思うのです。
高齢者やペット不可で飼えない人が餌やりをするっていいですね!!!
えさやり=悪い事という認識になっている世の中を変えていかないといけませんけどね。怒られると思ってるからみんなコソコソ餌あげて後片付けも避妊去勢も糞拾いもしない→余計に猫嫌いや文句を言う人が出てくるの悪循環になってるんです。東京都では避妊去勢、片づけ、トイレの設置を条件に餌やりが認められているというのも知らない人が多いのでもっと広報に力を入れて欲しいとも思います。