魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

後付けのこじつけとしての検証

2020-09-07 13:58:58 | 西洋占星術全般
台風10号はやっと日本から遠ざかったようだが、結構な強さで朝鮮半島~旧満州に進んでいる。
去年も台風15号19号にしても、960前後HPで来る、と言われていて、それはもうとんでもなく怖かったものだが、
今回、920だ915だと数日間言われ続けていると、960?弱くなってるじゃん、とか思ってしまうのが恐ろしい。
960も970も、台風としては普通に強いのに。

ただ、先週は水曜あたりからテレビが騒ぎ始めていたからか、
気象庁が煽りまくったのが成功したからか(そのわりには特別警報出さず)
当初の大災害のイメージとはまた違ったものになっているのではないか。
確かに、最大瞬間風速は軒並み40超えなので、強力な台風だったことには変わりないが、
920が最低ラインで915には到らなかった模様で、それはよかったと思っている。


しかし九州全体で停電が多発しているようで、早急なる復旧を祈るばかり。


そんで、私が少々毒づいた先週のブログで、
停電や土砂災害に注意、とか特筆する前に、台風だから全部ありうるだろうが
意味のないこと - 魚座による魚座のための取説
といった趣旨の内容を書いたわけですが、

6日に水星が移動した。
OGPイメージ

6日に2惑星移動 - 魚座による魚座のための取説

さて、気を取り直してw海神もどんどん猛烈に向かって発達してきました。どうか万全の準備を。で、懸案の6日の日曜なのですが、朝に水星が天秤へ、夕...

6日に2惑星移動 - 魚座による魚座のための取説

 


災害をホロスコープで読む方法として、水星移動というものがあり
石川源晃の演習 占星学入門P31 に、ほんの少しだけ(しかも小文字)
応用 占星学入門にはp85からかなりのページ数さいて記述があるのだけれど
ベンジャミンという人の提唱した方法がある。
もっとも、この書籍も四半世紀前(!)のものなので、著者は少し懐疑的ではあるが。
まだ気象予報が気象庁の独占情報だった時代のものであるので、多少の時代的ずれは否めないが、
内容は今の時代にも合わせられると思う。

それによると、風力の最終判定は水星のサインにより決定される、というもの。

そうすると、前述の通り、水星は6日(つまり昨日)乙女から風のエレメントたる天秤に移動しましたな。
昨日午前4時46分がまさにその瞬間だったわけで。


昨日は一日かけて10号はhpがどんどん上がって=衰退して いったので、
台風の精力的ピークはこの辺だったのかもしれない(それはこじつけですが)

しかし、どうして風が水星なのか、という点にはあまり触れられていない。
ちなみに雨は月だそうで、私などは本当は、どうしてその気象状態でこの天体なのか、という理由が知りたい。
ベンジャミンは20世紀初頭の人で2000事例を検討した、とあるので、
神話云々とかいういかにも占星術的な理由ではなく、地道な統計の結果なのだろう。
まさに先人の知恵であり、ベンジャミンは21世紀の現代に生まれていたら…と思わずにいられない。


その前に、水星移動の前に参考にすべきなのがやはり春分図だそうで

202003201250@東京

直角三角形はありますが、星の位置が偏ってますな。
山羊座団子がスパークしていた時期であり、コロナ第一波の時期である。

応用 占星学入門の方にはP85~p110まで多くのページをさいてある。
かいつまむと、

1、春分図→水星移動瞬間図→月

なのだそうだ。
先に、水星移動瞬間図を見てしまった。

2.風→水星  雨→月

3.風の強弱→風の星座+乙女に水星がいれば強風被害に注意

4.IC(地底)か第4ハウスの星座、そこにいる天体


それを踏まえて春分図を見ると…
まあ、さもありなん、という感じか。
第4ハウスは星がいないけど天秤だし。

そういうことを踏まえて、停電に注意とかいう内容が多く出回っていたのでしょうね。


結局、検証してしまった…
まだまだ検証点はありますが、それは追々。
この記事についてブログを書く
« 先日の愛先生のセミナーのレ... | TOP | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 西洋占星術全般