魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

ジュノーに対する意識を変える

2021-03-12 14:12:56 | 小惑星
この時に少し書いているが
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今度の満月図で小惑星を読む 2 - 魚座による魚座のための取説

リリスの記述は殆どない、と書いた、石川源晃の占星学入門シリーズですが、リリス以外の小惑星は、手持ちの書籍の中では一番詳細。アスペクトの表もあ...

今度の満月図で小惑星を読む 2 - 魚座による魚座のための取説



そもそもが、石川源晃シリーズは、
人のチャートにおける小惑星の働きの説明は詳細だが
こと、マンデン系や災害となると、個々の解説にさらっとぶっ込んでくる感じ。


で、今回、気になったのがジュノーとセレス。

ジュノーもセレスも、おおかたの意味は上記記事にある通り。
では、それがマンデンや災害図に示された場合、どう解釈をすればよいのか。


ジュノーに関しては、吉凶でいうとマレフィックだからか、
「権利を主張してきて弱みにつけこむ」(演習占星学入門 p123)
というように、厳しめの表現が多いように思う。
上記の表現は、IC合の場合ではないが、
どのような場面で惑星がどう表現されるか、という部分は
一般的定義から派生する意味をつかむのにはとても重要に思う。


ではジュノーIC合の場合、どういう解釈が一番腑に落ちるものになるのだろうか。

人物のチャートの場合であれば、MC合は説明の記載があり、
権利を主張しなければならないような立場になりやすい傾向がある (同上p144)
と、ある。

また、これも人物チャートの場合であるが
「ジュノーは穏やかな表示ではない」ので
「なるべく目につかない存在の方が望ましい」(応用占星学入門 p174)
ともある。
これに関しては、女の、それも結婚の場合についての記述なので
なるほど、女のチャートでジュノーが変に強かったりすると
従前の結婚の場合は都合がよくないのだな、というのがわかる。


ということは、だ。
IC=4室~土地、地底の始まりに
穏やかでないジュノーが重なっている、ということで、
相当よろしくない状況が、ということは想像できる。


そして、
ジュノーに関して
いろいろググったりしていたのだが
結構、地震関連でのブログ記事が散見され
10年の春分図におけるICとの合に注目している人は
思っていたより多かった。

ただ、ソースが自分と同じ石川源晃シリーズだったりw

もう少し深堀りしている記事はないかと探していたら
こちらの記事を見つけた。
『震災十年 ASCの微修正』
この方はハーフサムの大家の方で
お名前こそ存じ上げてはいるが、
当然、直接のつながりもないので、
軽々にこちとらに載せるのも少し憚られるので
アドレスのみにさせていただきました。


以下、上記記事より抜粋
ジュノーは「権利の主張」ですが、
強いハードとして出た場合は
「生き残るための厳しい戦い」
を意味します。
それが「アングルカスプ(ASC、MC、DSC、IC)」に合するとき
「その経験」を強いられるのです。



抜粋ここまで~

上記記述のソースについては不明。

しかし、上記記述の通りだとすれば
ジュノーは思っていたよりも、物騒な星だ。

今まで、
小惑星はやはり小惑星であり
副詞的な役割がせいぜい、と思っていたが
今回のジュノー、また災害、事故におけるリリス(小惑星ではないが)などの影響など
見過ごせないものがたくさんあることに気づいた。
認識を変えなければ。


ちなみに、
セレスについて、災害関連の記述はあまりないので
もっと探してみるつもりだが、
もともとセレスの持つ性質から、災害とはほど遠いものとして
扱われているからかも。
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