天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

悪名

2019-05-17 10:25:27 | 日記
きょうは石原裕次郎デー。朝のNHKラジオの「今日は何の日」で、石原裕次郎が1956年のきょう、『太陽の季節』で映画デビューした日と言っていた。意外にも脇役だったそうやけど、強烈な個性でその後のスター街道の第一歩を踏み出したという。朝の体操をして読売新聞を見ると、裕ちゃんがプライベートで素で歌っていたのを録音したカセットテープが存在した、と記事に出ていた。武田信玄のように周りもいろいろ動いて活かしておかなければならない。俺いらはドラマーというのを観た記憶があるけど、百姓の子倅としてはあまり共感が持てなかった。やっぱり、勝新太郎の八尾の朝吉とか、田宮二郎の清次の方が好きやったなあ。同時代の映画では大友柳太朗とか大川橋蔵の東映チャンバラ映画に惹かれた。しかし、後年『仁義なき戦い』が始まると、この時代劇の様式美より、やっぱり『悪名』路線に心は回帰していったなあ。よう考えると、朝吉と清次の名コンビには、破天荒と様式美が兼ね備わっていて、うーん、天下の三船敏郎より意中かなあ。
「根拠なき熱狂」というグリーンスパン米FRB元議長の名言があるけど、NYダウもファーウェイ摩擦、イラン包囲という悪材料の中、根拠なき3連騰やな。5月13日の617ドル安の2万5325ドルから16日の2万5863ドルまで、3日間で538ドルの急反発か。上手いこと材料をころがし操作して、地球規模の山口組とそのフロント企業に稼がさせたんやろ。この軍費をホンマにイラン征伐に投じたらエライこっちゃ。そうそう、石原裕次郎の頃には、クレージー・キャッツというのも面白かった。スイスイスイとクレージーな悪巧みで世界平和が乱されたら叶わんわ。ありゃッ、お呼びでない、こりゃまた失礼いたしました。
どの世界もクレージーが蔓延している。高気圧というのは晴れをもたらすと教えられてきた。昨日あたりの天気予報では、日本列島東海上に高気圧が張り出しているのに、その縁を通って湿った空気が流れ込み、所により雨と言っていた。奇異な理屈に感じた。ところが今朝は、その高気圧が西からの雨雲を押し止め、4日ほど降雨が遅くなって、晴れが続くと言っていた。何のこっちゃね。西も東もオカシイのばっかりで、泣けてくるわ。坂本九ではないけれど、涙を堪えて見上げれば、白いバラなのに暗い表情で寂しげだった。

人やみな 目先の欲に 目も曇る
きのふの下げは けふの上げなり