おはなしの会 しらゆきひめ

茨城町で活動している読み聞かせグループです。
町立図書館や、小中学校、幼稚園などの活動記録を綴っています。

庄司アイ講演会「子どもたちに語り継ぐ3・11のこと」

2014年06月29日 | その他

 町図書館としらゆきひめ共催で、講演会を開催しました。当日は、約70名の参加者で会場はいっぱい。遠く土浦市や日立市からお見えになった方も。町内の方たちもたくさん参加してくださいました。

<第1部>
庄司アイさんのおはなし
3・11当日に津波に流された経験は、本当に驚くことばかり。近所の方たちが流されてしまったこと。家族を失って、未だにふるさとに戻れない人たち。念仏講の数珠が流されて、見つかったこと。少なくなった中で、今も念仏講を続けていること等々。庄司さんのおはなしは、とぎれることがありませんでした。皆にこの震災の経験を知ってほしい、語り継いでもらいたいとの思いがひしひしと伝わってきました。

<第2部>
茨城の昔ばなし
・ふくべと大蛇 kei
・弁当が仕事 yo
・仁王さまとどっこいしょ iti
・馬鹿聟 yas

宮城の昔ばなし 庄司アイさん
・キジも鳴かずば
・額の傷
・月の夜ざらし
・オガル石

 初めて茨城弁の語りに挑戦しましたが、いかがだったでしょうか。私は悪戦苦闘でした。でも、地元の昔ばなしをこれからも掘り起こして、伝えていきたいですね。庄司さんの語りは、お母さんから聞いたものだとのこと。味わい深くて、昔の人の知恵や教えが伝わりました。   keiko

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