おはなしの会 しらゆきひめ

茨城町で活動している読み聞かせグループです。
町立図書館や、小中学校、幼稚園などの活動記録を綴っています。

子どもの心にお話を届ける

2009年05月31日 | 勉強会
M地区総会での、原口先生の講演を拝聴してまいりました(途中からでしたが・)
「昔話はうそ話であるが、目に見えないものを伝えてきた。心理学では『無意識の真実』を映し出すという。子ども達の心を育てる上で、大事。語られたお話を耳から聞いて、想像してきたお話の世界観を、絵本や紙芝居や、メディアなどで伝えるようになってから、媒体により『世界観』を壊してしまうことがある。」等々。
 昔話絵本を選ぶ上での注意点を、「かちかちやま」の絵本2冊を実際に読み比べて、具体的に話していただきました。
①冊は、耳から聞いてきた世界観を損なわないように再話した小澤先生再話、赤羽末吉さんの絵本、おばあさんはタヌキに殺され 結末もタヌキの死で終わる。
②冊目は、書店入り口や駅の売店などで売っている500円以下のP社の絵本。
説明、擬音が多く、カットを多用。結末はタヌキがあやまりみんなで仲良く・・・
学生にどちらを選ぶかを問うと8割近くが②を選ぶ。①は残酷、②の方がよく説明してあり、わかりやすい、昔親に読んでもらった。絵がかわいい等。
 ②について、先生は、「説明のカットに目がいき本筋から離れてしまう。説明が多いのは想像する余地をなくする。結末を変えてしまっているが、ハッピーエンドはだれにとってなのか、子どもは主人公になりきって冒険し、いっしょに行動するのに、 と問いかけていました。又、ぼうぼう鳥やかちかち鳥のカットがあるが、それはウサギのうそなのに、実際にいるかのようなイラストがある事は問題と指摘。敵討ちは喰うか食われるかの普遍的な真実を語っている。人生は旅である。いろんな事があるのだと教えてくれるのが昔話。つらいけれど笑って耐える力を与えてくれる。
親に読んでもらったことは無条件に絶対的なものであり、ゆるぎないものになってしまう。今の学生の親が②の絵本を多く選んで読んで聞かせてきたということ。ボランティアの方は、本当の昔話絵本を選んで、ゆったりと聞かせてあげて欲しい」
講演を聴いた方々は、ほとんどボランティアの読みがたりをしてらっしゃるので、心して今日の講演内容を広めて行って欲しいものだと思いました。
6月12日(金)の県総会では、小澤俊夫先生の講演もありますね。 iti
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

H小朝の読書

2009年05月27日 | 小学校
今日は6人で訪問です。
1、2年生 H、
あらまっ H
となりのたぬき(大型)K
わたしのすきなやりかた
3、4年生
つみきのいえ N
かさどろぼう Y
5、6年生 
花さき山 M
風の星  I
はっぱ(まどみちお)「森の絵本、あまのじゃくなかえる」の紹介

前回Kさんが置いていった 「子どものつくるのはらうた」子ども達が手にとって読んでいたとの先生の言葉でした。紹介した本を置いてこられればいいのですが、生憎借本でしたので期限があり持ち帰りました。町の図書館は、団体貸出なら期限が長いのですが遠いので、中々行けません。手持ちの本を貸してしまうと他で使えないので難しいところです。でも、紹介するのなら手に取れるようにしないと、せっかくのチャンスですから、今後の課題です。iti


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人のためのお話会

2009年05月24日 | おはなし会
 つくば市まめの木文庫で開かれた『大人のためのお話会』に、6人で参加しました。語ったのは藤井いづみさん。

<プログラム>
☆まめじかカンチルが穴に落ちる話(インドネシアの昔話・おはなしのろうそく8)
☆きつねの小判(日本の昔話1 福音館)
☆ふるい(日本の昔話 藤井いづみ再話)
☆こねこのチョコレート(B・Kウィルソン こぐま社)
☆ウィリーと魔法使い(アメリカのむかし話 偕成社文庫)
☆マレーン姫(語るためのグリム童話 小峰書店)

 静かなふんいきで、おはなしの世界を堪能しました。庭にはバラの花がたくさん咲いていました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町図書館定例おはなし会

2009年05月23日 | おはなし会
 小さな赤ちゃんから小学生まで、子ども10人 大人5人の参加。なかよし兄弟・姉妹も来てくれました。

①パンのかけらとちいさなあくま
②ぷちぷち
③すってんころりん
④かくれんぼ
⑤まあちゃんのながいかみ
⑥はやくちこぶた

 水いぼのあとを見せてくれたお兄ちゃん、早くなおるといいね。パネルのときは、みんな楽しそうに参加してくれました。担当はYoさんとK あとからYaさん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

K小学校朝のおはなし会

2009年05月22日 | 小学校
 朝は曇っていましたが、だんだん晴れて気持ちのいい一日に。今日は3~4年生。

①むこう岸には
②カテリーナとフライパン
③びゅんびゅんごまがまわったら

 「カテリーナとフライパン」は、イタリアの昔話。鬼が部屋に近づいてくる様子に、みんなドキドキ。とてもよく聞いてくれました。  keiko


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N小朝の読書

2009年05月22日 | 小学校
新緑が目に染む季節です。3人で訪問。
1年生 I
はっぱじゃないよぼくがいる
ろくべえまってろよ
2年生 Sさん
きつねの電話ボックス
3年生 A
ほしにむすばれて
つるのおんがえし

今年初めて出会う1年生、学校に慣れてきた頃でしょうか?穴に落ちた犬のろくべえの成り行きを固唾を呑んで聞いていました。可愛いですね iti
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S中朝の読み聞かせ

2009年05月21日 | 中学校
夏のような暑い朝です。1年生は今年初めて、2人で訪問です。
1の1 I
まどみちお詩集紹介(リンゴ他)
きこえるきこえる絵の音絵の声 紹介
おおかみの眉毛(すばなし)
1の2 K
アンデスの少女ミア(マイケル・フォアマン作09年3月発行)

今の季節になると語りたくなる『おおかみの眉毛」』を、初めて会う生徒達に語りましたが、とてもよく聞いてもらえました。2組担当のKさんは(今日はYさんの代役)彼女の敬愛する長田弘さん訳の新刊を、読みました。水彩タッチの絵のとても素敵なお話です。私は『おじいさんのえんぴつ』で、フォアマンの名を覚えましたが、これもおすすめです。iti
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N小朝の読書

2009年05月15日 | 小学校
4人で訪問です。
1年生 YU
ししときつね
ぼくおつきさまがほしいんだ
2年生 A
おこる
モチモチの木
3年生 YA
くわず女房
ぺカンの木のぼったよ
4年生 Sさん
きつねのでんわボックス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S中学校朝の読み聞かせ

2009年05月14日 | 中学校
真っ青な空、気持ちのいい朝です。今日は2年生。

<2の1>
①フレデリック
②谷川俊太郎の詩2編
③月人石

<2の2>
①おだんごころころ
②おしゃれなおたまじゃくし

落ち着いた感じで、よく聞いてくれました。先生のお話だと、1年生が入学し先輩になると、2年生がしっかりしてくるのだそうです。 keiko
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町図書館定例おはなし会

2009年05月09日 | おはなし会
 五月晴れの気持ちのいい日です。小さな赤ちゃんから小学2年生のお姉ちゃんまで、子ども5人 大人 3人の参加でした。

①かっぱのすもう
②バスがきました
③ワニぼうのこいのぼり
 手あそび アンパンマン
④うみやまがっせん
⑤おしゃれなおたまじゃくし
⑥ねこのたいそう

 お母さんと二人の姉妹は、宮城県から引っ越してきたそうです。向こうでも、図書館でおはなし会を聞いていたそうです。最後の「ねこのたいそう」は、みんなでごろごろころがって遊びました。赤ちゃんも楽しそうでしたよ。 keiko

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする