『半分の月がのぼる空』を観てきました

『半分の月がのぼる空』の実写映画版を観てきました。

原作は電撃文庫のラノベで、過去にアニメ化もされた人気作。割合元気な男子高校生の主人公と割と重い心臓病のヒロインという、数年前に流行ったパターン。単なる青春恋愛映画の焼き直しかと思いきや、それだけで終わらないストーリー展開が見事。事前に原作を読んだ人でもアニメ版を観た人でも、おそらく完璧に騙されるであろう叙述トリックが素晴らしい。

通常叙述トリックが使われた場合、それが判明した時の驚きと、伏線が繋がった時の快感をもってして記憶に残っていますが(例：『シックスセンス』)、今回はそれが驚きだけではなく深い感動につながるという、なかなか手の込んだ映画です。

最後は普通に泣きました。気持良い涙でした！

伊勢に行きたくなったよ！