将軍様の手記

道の先へ

原付西遊記 3日目

2005-08-06 00:41:11 | 原付ツーリング
原付ツーリング3日目。高知~別府。
走行距離:308.9km(陸上部分)
ルート:桂浜→(横浪黒潮ライン)→(R197)→(林道)→四国カルスト→(林道)→(R197)→三崎→(国道九四フェリー)→佐賀関→(R197)→別府

桂浜は、なんだか観光地観光地しててウザかったので華麗にスルー。夜に来たらまた違った趣があったんでしょうな。
私としては、桂浜から西へ太平洋沿いに少し行ったところにある、仁淀川の河口付近の海岸の方が落ち着きました。どうですこの思わず寂寞の思いに包まれてしまうこのビーチ。私しかいない、まさにプライベートビーチ状態。浜辺に座り、打ち寄せる太平洋の荒波と吹きすさぶ風によって心が荒涼としたイメージで満たされること請け合い。



物思いに浸った後は、何度目かの山岳路を行きます。というより、四国には山か海しかないようです。
R197にある道の駅『布施ヶ坂』のアメゴ寿司で昼食。
その後、延々と山を登って四国カルストへ。



この峠で私のエビドリア号に異変が。長い上り坂を登っているときに、スロットル全開にしても全くに加速しなくなるトラブル。上り坂が原因かと思いましたが、平坦な場所に来ても変わらず、スロットル全開でも30km/hも出なくなりました。コレは・・・熱ダレってやつかな?原因不明。下り坂になると症状は治まり、普通にスピードが出るようになりました。

そして四国カルスト。牛+高原+カルストが織り成す、日本とは思えない光景。足元には霧に包まれた山々。最初に発見した人は、天上の世界と勘違いしたんではないかと思える場所。カルストの上空だけ曇ってたのが残念。



カルストから下りてくる道の眺望も最高でした。






愛媛県へ抜け、爽快な佐田岬メロディーラインへ。三崎の尾根を走るこのルートは、道の両側に海が見える場所もあってなかなか気持ちがいいコース。



三崎→佐賀関はフェリー。乗船手続きをしていると、紅いVFRに乗った、同い年ぐらいのライダーさんが声をかけてきました。少し話してみると、彼も学生で、しかも日本一周旅行をしている、とのこと。とてもフレンドリーな人で、そのまま船に乗っている間中雑談をしてました。
彼はキャンプや健康ランドに泊まりつつ東京から下道を旅してきて、初日は御前崎・渥美半島・知多半島を周り名古屋の金城埠頭近くの公園で泊まったとか、徳島の山奥でダートに入ってしまって立ちゴケしたとかいろいろと興味深い話が聞けました。
彼と話していて実感したのは、やはり800ccも排気量があると一日に移動できる距離もバイクに詰める荷物も桁が違うってことですね。その分燃費は悪いようですが。聞いてみると、大体、彼の一日のガソリン代=私の一日のホテル代、といった感じ。旅のどこにお金をかけるかってことですね。

彼と話しながら見る佐田岬



出航から70分、あっという間に九州へ。彼はVFRを駆って南へ、私は西へと向かいます。大分の七夕祭による通行止め+大渋滞で、市内を抜けるのにかなりの時間を費やしましたが、なんとか別府に到着。
温泉にも入ってみましたが、日焼けで腕がヤケドみたいになってるので体だけ。

・・・・・ところで、九州についたとたん、達成感と共にモチベーションが下がってきました。帰りのルートを変更するかもしれません。

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2 コメント

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畏れながら申し上げます (ハンスケ)
2005-08-15 09:54:29
佐多岬(さたみさき)ではなく佐田岬(さだみさき)ですよ!



佐多岬(さたみさき)は九州の大隅半島にあります!

(゜д゜)ゝ
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謹んで訂正させていただきます (将軍)
2005-08-15 22:23:41
ナント紛らわしい・・・orz

指摘ありがとう、訂正しますた。



あ、道後温泉のビール、届いたよ。
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