将軍様の手記

道の先へ

2007九州 5日目 我到着セズ

2007-11-27 16:13:37 | バイク


[移動]:鹿児島→志布志
[走行距離]:170km

目覚めると雨。桜島が美しく見えるという吉野公園まで行ってみるも、桜島は霞の向こうにぼんやりと見えるだけ。さっさと退散して桜島フェリーで15分、ついに桜島に上陸。



色々と凄まじい光景が広がってました。島がまるごと火山なので、ちょっと町から離れると火山がそのままむき出しって感じ。正直、よくこんな危ないところに人が住んでるよなと思う。

山すそを色々と走ってたら、『桜島マグマ温泉』なるものを発見。どうせならということで入ってみると、赤茶色のお湯のいかにもって温泉でした。ちょっとだけ舐めてみると、塩水+強烈な鉄の味。鼻血出したかと思うくらいの鉄の味でした。火山のエネルギーを感じました。

…ゆっくり温泉に入って昼飯代わりにソフトクリームを食べ、さて九州最南端の佐多岬を目指して走り出し、

地図でフェリーの時間と残りの距離を計算しながら走っていたのですが…、

なんという不覚…

時間切れで佐多岬に行くことができませんでした…orz



この道の先に佐多岬があるのに…。あと30kmの所まで来て時間切れ。のんびり温泉に入ってた&雨で無理でっきなかったのが敗因ですな。

一段と強くなる雨の中、来た道を急いで引き返し、途中から山を越えて志布志へ向かいます。突然道の隣に滑走路が現れたり(鹿屋基地だったみたい)、碁盤のように道が並んでいる様子など、気になるスポットはたくさんあったのですが全てスルーしてさんふらわあの待つ志布志へ。



乗船開始15分前、ギリギリ港に滑り込んでセーフ。港への道を教えてくれた地元の小学生の男の子に感謝。

『さんふらわあ さつま』一等B船室に乗船。個室なので人目を気にせずくつろげる点は良いのですが、一等と言いながら普通のビジネスホテル以下の設備だったのは残念。

昼ご飯がソフトクリームだけだったので、夕食のバイキングは助かりました。

冬のフェリーは、船上の一大イベント『水平線に沈みゆく夕日を見ながら夕食を食べる』が発生しないのが惜しいですね。

外洋を進む船の鼓動(=盛大なエンジン音、騒音とも言う)を感じながら就寝。




あ、そうそう、これを忘れるところだった。



討ち死に@桜島

地球のエネルギーの前では人間なんてちっぽけなものです。