本日は、スキー板ソールの傷をリペア材で修復してみた効果をご紹介いたします。読者の方の中にも、シーズン初めや春スキーで滑走中、何かの突起物の上を滑り、「ガキっ」という音がして、後でスキー板のソールを見たら、一部(特にビンディング裏の辺り)がえぐれて芯が見えていたという経験がおありだと存じます。
その場合、チューンアップに出すと時間がかかるので、リペア材の出番になります。自身も2回経験し、リペア材での修復を試みましたので、その効果をご紹介いたします。
こちらがリペア材とスクレーバーです。
結論を申し上げますと、一時的に修復はできますが、滑走中に取れてしまいます。
修復の方法は、リペア材(棒)をライターで燃やし、ソールの傷の部分に垂らして穴埋めし、スクレーバーで擦り平らに均します。そして、その時は綺麗に埋まります。ただ、滑って帰りに見ると取れているのです。
あるサイトで接着剤を使うと取れ難いとの記事がありましたので試しましたが、結果は同じでした。
つきましては、最終的にはチューンアップに出すことをお勧めいたします。さすがにこれは取れません。自身のやり方が不十分で間違っているのかもしれませんが、一般的に考えらえるやり方だと存じます。
ご期待に沿えず恐縮ですが、ソールがえぐれた時はチューンアップがお勧めということとシーズン初めと春スキーはサブのスキー板で滑ることが得策です。やや残念な結論ですが参考になりましたらと存じます。
今後ともスキー関連の記事を様々な視点で掲載して参りますので、よろしくお願いいたします。
シニアスキーヤーさんの職人芸をもってしても、リペア材は滑走中に取れてしまうのですね。修復のハードルは高いですね。
私の先輩は、滑走面のえぐれた傷を、接着剤で塗り固めて、プラモデルの塗料を塗ってました。あきれてしまいます・・・
スキー板は、長年使うほど愛着もわきますし、何よりも、毎年買い替えるわけにはいかないので、できるだけ、長持ちさせたい。そのためにも、石とかで滑走面に傷ができやすい春スキーは、サブのスキー板で滑ることが、現実的な対策なんですね。納得。