縄文人のページ

何を書くかわからない

●日本人独特といわれる「日本耳」の不思議

2016-01-09 08:20:11 | 政治
●日本人独特といわれる「日本耳」の不思議
◆https://www.youtube.com/watch?v=cpo0RNO92nk
 
◆しんと静まり返るなんて「し~ん」って擬音がありますね。外人に理解は難しいかも。
 
◆私はいつも耳鳴りがしていて静かだと「シーン!!」としてうるさい
 
◆ 英語に翻訳した時の例 パク→paku みたいな感じで、ローマ字で書かれる。
 
◆『日本目』というのもある(今、命名)。日本人は『平面を立体視出来る』という特徴がある(意識には昇らない)。浮世絵に代表される日本の伝統絵画は遠近法等は使われているが、基本的に平面として描かれる。これは平面を立体として見る事が出来るので、西洋絵画のようなデッサンを必要としなかったかららしい。現在では、日本は漫画、アニメ文化が大変発展して、海外でも高い評価を得ている。これも『日本目』という特徴があるからこその文化である。故に『日本人以外は漫画やアニメは製作出来ない』わけだ。アメリカでもコミックやアニメーションがあるが、あくまで平面を平面として見るので、のっぺりとした表現に留まってしまう。面白いのもあるけどね。  ではこの『日本目』はどのような原因で獲得するのだろうか? 実は日本語表記が原因なのである。日本語は『世界で唯一表意文字を使用している』言葉である。つまり、『見れば分かる文字』なわけだ。表音文字は発音しないと意味が通じないので、子供の頃から正確な発音を叩き込まれるのである。あるある書いてすまん。  見て分かる、という事は文字を覚える時にイメージも覚えている事になる。そして日本の漫画やアニメは『イメージの記号の組み合わせ』として成立する事になった。漫画は凄くデフォルメされており、効果線やトーン等の記号技術が発達した。アニメもピンクや緑の髪の毛が普通に使われている。そして世界的に漫画、アニメブームになっているのに海外発信のものが皆無に近いのも日本語を母語としていないせいだと思われる。  ちなみに、中国語は漢字を使っているが表音文字(表音言語)だ。『母』と『馬』は「マー」と発音する(間違ってたらごめん)。語尾を上げるか下げるかで意味が違ってくる。
 
◆テレビで外国人がいっているのを聞いてたら「ムシの声はうるさい。眠れなくなる」と。日本人と同様、唯一ギリシャ人も虫の声を聞けると
 
◆鈴虫やコオロギなどの虫の音も欧米人にはひとつに聴こえると本で読んだことがあります。
 
◆外国人の住民による騒音問題のトラブルに悩まされていたことがあったのですけれども、 なるほど、水掛け論に発展しかけた理由がよく解り納得しました。 文化の違いも有るかとも思いましたが、母音の捕らえ方なども大きな理由の1つかも知れませんね。 ありがとうございます。 ただ、「母音の数は英語=20」 この点は誤りなのではないでしょうか? ためしに数えてみますと 1.[ɑ] 2.[ɪ]|[i] 3.[ʊ]|[U]|[u] 4.[ɛ]|[e] 5.[o] 6.[ɚ]|[ər] 7.[ʌ] 8.[ӕ] 9.[ə] 10.[ɔ] 母音は以上の10種類しか思い当たりません。 余談ですが、子音で英語表記のうち、「日本語発音(日本人)の立場からみた日本語と異なる点」は sh[ʃ]、ch[ʒ]、-ng[ŋ]、j | -ge [j]、 th[θ](濁音ではないまたは声に出さない) 、th[ð](濁音または声を出す) f[f](唇を軽く噛む)、ph[f](唇を軽く噛む)、v[v] (唇を軽く噛む)、「た」行「つ」以外の "t" 概ね以上かなと思います。 余談として、一部の(全ての?) gh は発音しません。 ついでに、韓国語(現代朝鮮語)にも母音がたくさんあったと思います。 これまで付き合いがあった知人の口調を厳密に書き出してみますと 1.「아」≒「ア」(日本語よりも気持ち口を縦に?突き出す感じ?、力を抜く「オ」に近い感じ) 2.「어」≒「オ」(日本語よりも気持ち口を縦に?突き出す感じ?、力を抜く「ア」に近い感じ) ※「ヤ」行も同様で 3., 4. 5.「우」≒「ウ」(口を突き出す感じ) 6.「오」≒「オ」(口を突き出す感じ) ※「ヤ」行も同様で 7., 8. 9.「으」≒「ウ」(口を真横に引っ張る感じ) 10.「이」≒「イ」(口を真横に引っ張る感じ) 基本的には8種類くらいになると思いますので韓国語講座などで習う時はこれより少ないと思いますし、 あまり意識して遣わなくてよい場合もあったりするかも知れません。 この他に合成母音(「エ」や「ワ」など)があったりしましたので書くと表現しにくいです。 しかし言語体系は日本語と非常によく似通っていますので、日本人や韓国人がそれぞれ互いの言語を学ぶ際は理解が早いと思います。 しかし言語って知れば知るほどに興味深いです。 私はポルトガル語、スペイン語、イタリア語などのラテン語系に嵌っています。共通言語系列は似通っていて覚え易いですね。 尤も、他言語を学ぶ際に最も難しいのは互いの文化の相互理解や 言葉の使い方(強く言わなければ聞き入れてもらえない場合などや、丁寧語の段階や行動に関する社会ルール)の理解ですよね。 更に言うと感じることが出来る誠実心や親近感でしょうか。 時々見かけるような "International Cultural criticism" 「国際的文化批判」をやってしまうともう最悪です。 本題が判らなくなってしまいます。「これはこれ、それはそれ」かと思っています。
 
◆> 母音の数は英語=20    a, i, u, e, o, and sometimes、 y.    他にどんな音がありますか?
 
◆角田忠信・著「日本人の脳」を読むと、 この辺のことが(医学的に)はっきり分るらしいです・・・。
 
◆アメリカの擬音語や鳴き声の表現が名称のようなのはこのせいなのか
 
◆いや、ししおどしは本来、鹿などを、家に近づけないためのものです。
 
◆平安時代は母音がかなり多かったらしいけど? 今の我々が使ってる日本語は明治になって今の形になったと聞いてるけど それらはどう説明すんの?
 
◆上代特殊仮名遣いによる万葉仮名から類推できる音は88種類ほどあるらしい(濁音等も含む)ですが、母音自体は8音ほど(イ・エ・オが2種類ずつ)なので、母音が少ないのは変わらないのではないかと。 江戸時代の文献からもオノマトペが発達していた様子はわかりますし、明治期に「標準語」としての日本語が確立したとは言っても、まったく新しい言語になったわけではなく、奈良時代からの連綿とした言語活動の上に成立したものなので、この動画の主張との間に矛盾は生じないのでは?
 
◆日本人の音意識
 http://www.seas.or.jp/news/library/tsunoda.html
◆西洋の演劇に比べてみると、日本の演劇には虫の声や小鳥の囀りなどの効果音が数多く用いられていることに気付く。また翻訳ものでも日本人が演出すると、効果音が多く使われる。つまり、効果音に依存した演出の作品が多いということである。それは、私たちが効果音にさまざまな意味を持たせることができるということであり、効果音を聞いてその演出意図を汲み取ることができるという感性を持っているからなのである。それだけ想像力に長けているということである。

私たちは虫の音を聴いていろいろな感情を抱くが、西欧人は工場の騒音と同類のノイズとして認識しているといわれている。「岩にしみ入る蝉の声」と歌に詠んだり、都会のマンションのベランダに鈴虫を飼って風情を楽しんだりといった、他の民族にはみられない特殊な感覚を、私たち日本人は持っているからなのである。  それを解明してくれたのが、角田忠信博士の「日本人の脳の研究」である。

角田理論によると、日本人と西欧人とでは左右の脳の働きに違いがあり、感性に違いがでてくるということである。したがって、日本民族が創造し、そして育んだ音、音楽は西洋人とは異質のものなのである。

人間の脳は右と左に別れていて、それぞれの機能が異なっている。

左脳は言語脳といい、言葉や計算などの知的作業を分担する。これに対して右脳は音楽脳といって、非言語音を感覚的にとらえるのに優れている。

右耳は左脳、左耳は右脳という結びつきが主となるが、通常、音楽を聞いたり会話をしたりするとき、特に片耳だけが音楽や言葉に敏感であるということではない。どちらの耳からも両方の脳に通じているので、正常な耳の人ならば、はっきりした自覚は持たない。

当然、音楽は音楽脳で処理されるが、音楽を聴かせておいて言葉を聞かせると、脳は言語脳に切り替わってしまうのである。言葉を話したり聞いたりしているとき同時に音楽を聴いた場合、それぞれ別々の脳で処理されるのではなく、言語の情報の方が優先され、言語脳でとらえて処理されることになる。このことから左脳を優先脳という。

この脳の働きを日本人と西欧人で比較してみると、西欧人は虫や動物の声を音楽脳で処理する(言葉のように意味のあるものとしては受け取らない)のに対して、日本人は言語脳で処理する。また、西洋人は母音が音楽脳であるのに対して、日本人は言語脳で処理する。英文では、一般的に母音の役割はあまり重要でなく、母音を全部抹消してしまっても、子音だけで意味が十分に理解できるといわれている。しかし、日本語は母音で言葉を形成する部分が大きい言語であって、個々の母音(あ・い・う・え・お)がそれぞれ意味を持っているのである。このようなことが、日本人が母音を言語脳で処理する理由であるとされている。

虫や動物の声は、母音に非常に似ていることから、日本人はこれらの音を言語脳で聴いている。日本語の母音の特質が原点にあって虫の音ばかりではなく自然音なども左脳で聞いているのである。 三味線や尺八、笛、琵琶などの日本の伝統的な楽器は、日本人は言語脳で、西欧人は音楽脳で聴いている。しかし、バイオリンなどの西洋楽器は日本人でも音楽脳で処理している。  このように、日本人は永年にわたって母音文化を育てて来たわけで、左脳の使用過多であるため、西洋音楽を聴くことは左右の脳の機能を安定させる上で重要であるといえる。(八板賢二郎)
後略・・・・・
 
◆虫の音WORLD
 http://mushinone.sakura.ne.jp/
◆この虫の音WORLD(むしのねわーるど)では
鳴く虫(コオロギ、キリギリス)や発音する虫
の鳴き声や発音を聞くことができます。
鳴く虫の歌声は、とても気持ちを穏やかにして
くれます。リラクゼーションにいかがでしょうか。
身近にいる虫達ですが、その素顔はあまり
知られていません。こんな虫達の存在に
気づいてあげてください。
 
◆オノマトペ
 http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%9A
◆オノマトペ(仏:onomatopee)とは、擬声語を意味するフランス語である。

擬声語とは、擬音語と擬態語の総称のことである。
 

擬音語
物が発する音や声を真似て字句で描写した語句のこと。
「ドカーン」「サラサラ」「ワンワン」など
擬態語
状態や心情など、音のしないものを音によって表す言葉。
「ツンツン」「デレデレ」「ニヤニヤ」など

オノマトペとは上で説明した「擬音語」と「擬態語」を包括的に指した言葉である。日本語では擬音語と擬態語を合わせて「擬声語」と呼ぶことがありこれがオノマトペにあたる。
 

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E5%A3%B0%E8%AA%9E
◆本稿では、一か所にまとめる都合上擬声語(ぎせいご)を擬音語と擬態語の総称として見出しに使っているが、擬声語という日本語の本来の意味は擬音語に同じ、または擬音語のうち人や動物の声を表したもの(広辞苑より)。 後述のいくつかの例外を除き、基本的に副詞である。
 
◆名称

当該概念を表す言葉は、日本語においては統一されていない。

古代ギリシア語の「ὀνοματοποιία[1]」を由来とする英語の「onomatopoeia [2]」およびフランス語の「onomatopée[3]」を日本語発音にしたオノマトピア、オノマトペア[4]、オノマトペを用いる場合もある。

日本語訳は数多い。以下、いくつか例を挙げると

「擬声語」 - 『新英和大辞典』 研究社
「物声模倣」 - (同上)
「声喩法」 - 島村龍太郎 『新美辞学』
「擬声法」 - 『日本百科大事典』
「写音法」 - 黒岩大訳述 『雄弁美辞法』
「声喩」 - 増田藤之助 『英和比較・英語修辞学講義』

などがある(『レトリック事典』144-154頁に詳しい)。

日本の文部科学省が版行する『学術用語集』は「onomatopoeia」を「擬声語」としているため、本項はこれに準ずる。

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