望まむ、出産、無記名の出産。
赤ちゃんの生命を大切にしようではないか。
アメリカのほとんどの州に、ポストが設置されて、多くの命が助かっているという。
元々黒いゴミ袋に入れられて、幼児を見てポストを設置することになったという。
ある州で、月に多い時で、17件の捨て子があり、より良い対策を編み出したのである。
赤ちゃんポストは慈恵病院(熊本市)が2007年、全国で初めて開設しており、坂本氏は「国内2例目」としている。
当別町内で報道陣の取材に応じた坂本氏によると、10日に運営を始めた。
慈恵病院の蓮田健院長は取材に「安全なシステムであれば歓迎」とした
以前の新聞の投稿で、Oちゃんという可愛い女の子が、初めての里子に預けられた日から始まる切ない話であった。
アニメのついた赤色のリックを背負って、5歳児の女の子は来た。
施設の方に挨拶を教わったように、手を膝につけて玄関で、”おじさん、おばさん、よろしくお願いいたします”、とニコニコした顔で尋ねてきたところから、はじまる。
お辞儀、挨拶はぎこちないがきちんとして、預けられたところに、なんとかなじめようとしていた、ご主人も奥さんもなんとか、この子幸せを願って数か月後、突然に児童施設より、母親が取り戻したいとの、強い要望で、女の子を戻してほしいと連絡が来たのだ。
最後の日は、大好きな茶碗蒸しを食べさせて、女の子をおくりだした。
実の母親と暮らすのは一番いいが、心が痛む話であった。
環境のせいで罪のない子が、一人でも多く幸せになって欲しい。