八代市にある、ある高校の男子サッカー部の寮内で、30代の男性コーチが部員に対し蹴ったり、殴ったりしている動画が流出した。サッカー部内では、暴力行為がアンケート調査で、常態化していたことも明らかになった。
きのう行われた保護者説明会で、監督が、撮影に関わっていたことが明らかにされた。
ひと昔前は、暴言や暴力は当たり前で、それで根性を磨き上げ、トップチームへと、駆け上がるのが、なんとなく、黙認されていた。
最近は、小学校ののクラブでさえ、優しく指導しているのが見て取れる。
監督は、選手を決める権限があり、誰も逆らうことができない。
基本的な挨拶や、礼儀作法を中心に教えることが、望まれることとなり、暴力コーチは、刑事責任までいくこともある。
又、この問題では、すでに警察が、コーチや部員などから話を聴くなどして捜査し、25日付で、このコーチを暴行の疑いで書類送検している。
これからは、もっと優秀な指導者が求められて、勝てばいいだけでなく、人としてサッカーを通じて、立派な成人を作り上げてもらいたい。