ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

農村の崩壊と百姓一挨「下の非はなくして、皆上の非なるより起れり」 

2022-07-06 | 茨城県南 歴史と風俗
           一揆の様子          平凡社「世界大百科事典 2」初版 108頁 抑(そもそも)此事の起るを考ふるに、いづれも下の非はなくして、皆上の非なるより起れり。  「胡麻の油と百姓は、絞れば絞る程出る物也」  18世紀以降、農村の荒廃が進み、大名側は財政窮乏のあまり、年貢を徴収するためには「農民を責め虐げるより外」に方法がなくなった。 「胡麻の油と百姓 . . . 本文を読む