ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

水戸黄門漫遊記 「葵の御紋」を振りかざすイメージが形成された背景 「御三家」

2020-05-17 | 茨城県南 歴史と風俗
権威を見せ付けて 役人の不正を糺さざるを得ない事情  「水戸黄門漫遊記」は、数ある時代物のうちでも、人気の衰えない話であるが、『漫遊記』自体は、それに喝采した近世後期の人びとの夢想である。  実在の水戸藩主である徳川光圀は、水戸藩初代藩主頼房の第3子で江戸時代初期の名君の典型とされた。光圀は国史編纂 (『大日本史』) のために史局員の儒学者らを日本各地へ派遣して史料蒐集を行っているが、光 . . . 本文を読む

天狗党の筑波挙兵 義挙か不満分子の反乱か 金穀の徴発は“恐喝”、“強盗”だ! 

2020-05-17 | 茨城県南 歴史と風俗
              藤田小四郎の像(筑波山神社)筑波山挙兵   1864(元治元)年3月27日、藤田小四郎らは水戸町奉行田丸稲之衛門を総帥として筑波山に挙兵した。 陣容は、田丸を総帥に藤田小四郎が中軍将、斉藤左次衛門を輔翼、藤田小四郎、竹内百太郎、岩谷敬一郎(新治郡宍倉村)を総裁と称し、 天 . . . 本文を読む