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真空管とパソコンとカテキョと

シニア世代となって気持ちもあらたに綴ります。

2A3 真空管の寿命

2009-07-28 15:03:44 | 真空管アンプの製作
2A3シングルアンプの真空管2A31本が、寿命を迎えました。




ゲッター部分が、真っ白になっています。
明らかに空気混入です。

いつ頃から不調だったのか、はっきりしないのです。
PCのTVをソースとして使用すると、
片方のスピーカーから音が消えることがしょっちゅうありました。
PCかケーブルに原因ありと思いつつ、そのままにしておりました。
試しに、CDプレーヤーにつなぎ替えると、両方正常に音が出てます。
なので、真空管については全くチェックしてませんでした。

今回も、また同じだなと思い、CDプレーヤーにつなぎ替えてみけど、
全く片方のスピーカーから音がでない。

ここで、真空管を初めて疑いました。
じーっ!と見ると、なにやら、白い!

もしやと思い、左右の2A3を入れ替えて、聴いてみると
今度は、逆のスピーカーから音がでない。

これで、決定!

真空管2A3の寿命!


このアンプを自作した2年前に2A3を購入して、もう寿命です。

そんなに酷使してたのかな?

そういえば、聴かないときも電源を切るのを忘れて24時間近く付け放し、
なんてことが、よくありましたから・・・。


もう1本の2A3はまだ大丈夫のようですが、
ペアで交換するのがいいらしいですね。

でも、もったいないかな。

いま、2A3の購入を検討中。

3極出力管 RCA UX-112A 

2009-03-03 01:30:04 | 真空管アンプの製作
112Aを入手しました。



ラジオ球として、真空管ラジオの初期に使われていたものです。
その後、ST管の12Aとして進化し、戦前のラジオによく使われました。

今回の購入の動機は、
これで真空管アンプを製作してみょうかなと思ったからです。
3極管300B、2A3をはじめ、好みなので、製作意欲がわいてきました。
もちろん、小出力アンプですけどね。

まだ、ナス管でアンプを作ったことがありません。
スタイルがいいですから。お気に入りのアンプができそうです。

112Aの特性。
Ef 5V
If 0.25A
プレート電圧:180V

さて、電圧増幅管を何にするか?
ラジオ回路を真似るなら、226(26B)、56あたりかな。

26Bは、
Ef 1.5V
If 1.05A
プレート電圧:180V
56は、
Ef 2.5V
If 1A

226(26B)を使う場合、電源トランス探しが困りそう。
1.5V出力のものが無ければけいないので。
56もナス管タイプがあるそうですが・・・。

整流管もナス管で?112B(ステレオにして使えるのかな?)
Ef 5V
If 0.5A
maxEb 180V
maxIb  30mA

オールナス管アンプなんてのもいいなあ。

・・・という感じで、まだこれからの構想となります。

しばらくは、芸術的な112Aを眺めながら、検討してみます。




6V6GTシングル真空管アンプ お嫁入り

2009-02-04 02:19:10 | 真空管アンプの製作
2006年頃に自作した6V6GTシングル真空管アンプを手放すことにしました。
キットから卒業し、初めてシャーシ加工から自作したアンプです。
記念第一号。
自作といっても「ラジオ技術」に掲載されていた藤本伸一氏の製作記事から製作したものですが。




前段は双3極管の6SL7、ダイオード整流です。
トランス類は、すべてノグチで、パワーPMC-100M、チョークPMC-1010、アウトプットPMF-6W。



配線は、やはりかっこ悪さ満点です。
見ると、特に高級なパーツは使っていません。カップリングコンデンサも安い物。
整流のコンデンサはチューブラで、ブロックコンデンサは使っていません。
ソケットは金メッキですが。

配線作業は、それほど時間がかかっていませんが、
手間がかかったのは、やはりシャーシの加工。
いつも方眼紙をあてて、穴位置を決めてます。
1mm厚で加工しやすいはずなのにずれあり。
そして塗装。もうすでに傷や剥がれがあります。
前面パネル自作してみました。塗装ムラあり。どうも未だに塗装は苦手です。

そんなアンプもお嫁入り。
解体して、また他のアンプを作っても良かったのですが、
ちょっと家の中が手狭になったので、手放すことに。

さて、どのように評価してもらえるかな。

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2A3シングルアンプ完成

2007-11-26 23:36:42 | 真空管アンプの製作
ずいぶん日数がかかり、ついに2A3シングルアンプが完成しました。
ほとんどさぼっていたので、実質製作時間は短いですが。
できあがってみると、ちょっとシャーシサイズが大きいかな。
でも、この色も気に入っています。



前段6SL7をパラで組んでます。2A3は、SOVTEK製。電源はPMC170HG、
チョークPMC-518H、ブロックコンデンサは、ニチコン0.47μF、
アウトプットトランスは、PMF-10WS、カップリングコンデンサは、VitaminQの0.22μF。その他、リケノーム金足1/2Wの抵抗、OSコン使用。
整流管は、5U4G。ソケットは金メッキ(効果あるの?)。
まあまあのパーツ群です。




相変わらず、配線はきれいとはいえないです。

いよいよ,火入れ。
配線をチェックして,間違いなし。
スイッチを入れると~。
なんと,ヒューズが切れた!

原因は,すぐにわかりました。
整流管が,壊れていた!
以前に落として,中身がからから音を立てていました。
別の5U4Gがあったので,すぐに交換。
再度,ON!
無事,火入れ完了です。


さて,音の方は?
JazzのCDを聞きます。ピアノがなかなかクリーンに聞こえます。
音の違いまで聞き分けられるほど耳が肥えていませんが,
2A3らしいのかな? それってどんな音?

今回も、もっとも苦労したのは、シャーシ加工と塗装、
CR類の配置。

でも、これが自作の醍醐味。
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次は、6B4Gシングルを作る予定です。

2A3アンプ製作記 やっと電源部配線です

2007-05-28 23:58:39 | 真空管アンプの製作
 電源部の配線と邪魔になっている出力トランスとチョークトランスのコードの配線を済ませました。
本来、アースの取り回しをするのでしょうが、次回にしました。とりあえずシャーシ内は、すっきりしました。
(この後、ごちゃごちゃ配線になる予感が。)

             
 トランス類をつけた後、数日間中断していたのですが、また再開となりそうです。
でも、いつ完成することやら。

秋葉原はラジオの街

2007-05-28 00:51:35 | 真空管アンプの製作

 秋葉原の東京ラジオデパートに行ってきました。

1階から3階まで、電気・電子パーツの小さな店が集まっています。

  今回は、アンプシャーシーを買いました。まだ、今作っている2A3シングルが完成していないというのに。後は、次に作るアンプのパーツをどうしようかと考えながら、他の店をのぞいて回りました。

私には、これらのパーツが宝物に思えてきます。何が宝物かは、人それぞれの興味・関心によるのでしょう。

こうした店が、秋葉原の一部にしか残っていないのは残念です。でも残っている店はほんとにがんばっていらっしゃいます。「ラジオの街、秋葉原」と言われたことが遠い過去のものにならないように、私も、これからも通い続けたいと思っています。


2A3アンプ製作記 シャーシーにマウントしました。

2007-05-20 23:23:16 | 真空管アンプの製作
 2A3アンプのシャーシーにパーツをマウントしました。ここまでくると後は配線のみ。どうCR類を配置し、どう配線をするか。これがまた、楽しいです。でも、まだこの道1年未満の未熟者、きっと下手な配線になることでしょう。のんびりやっているのでいつ完成することやら。