真空管とパソコンとカテキョと

シニア世代となって気持ちもあらたに綴ります。

ノグチトランス用シャーシで300Bシングルアンプを製作。

2011-01-25 13:35:13 | 真空管ラジオの製作
ノグチトランス専用シャーシが手に入りました。



これを使って、懸案の300Bシングルアンプを製作しようかなと思っています。

このシャーシは、ノグチトランス用に穴明け加工済みです。

電源トランス:PMC-200HG
チョークコイル:PMC-1520H
出力トランス:PMF-20WS

最初の製作計画は、KT88アンプで組んだシャーシをそのまま使って、ちょっと改造して300Bシングルアンプに仕立てる計画でしたが、気が変わりました。

シャーシを変えると、全く1からの組み立てとなります。
それが、いいかな。と思った次第です。

ただし、パーツの使い回しをしますが、
出力トランスのタンゴU-808が使えません。

ノグチのPMF-20WSはどう違うのか、よく分かりません。
値段的には、同程度ですけど。

問題点は他にもあります。

ブロックコンデンサは内蔵で取り付ける金具が就いていますが、
ハムバランサを取り付ける金具もなければ、穴明けスペースもありません。

これは、工夫が必要でしょう。

周辺パーツを取り付けながら、検討してみます。

KT88シングルアンプを300Bシングルアンプに改造の計画

2011-01-07 13:40:19 | 真空管アンプの製作

 

4年前に作ったKT88/6550シングルアンプ。



KT88に飽きてしまいました。
全く使われることなく置かれている状態です。
たまたまなのか、あまり好きな音ではありません。

前に別のKT88アンプを持っていましたが、その音は良かったです。
このアンプが駄目なのです。
カップリングコンデンサを交換してみたりしましたが、あまり効果は無かったです。

ならばと、好きな球で作り直そうと思ったわけです。




このKT88アンプは、6SL7GTのSRPP結合です。
回路をあまりいじらなければ、CRの若干の交換とヒーターの直流化、ハムバランサーの追加で300Bシングルアンプができます。

 KT88アンプ回路図 クリックで拡大。

 300Bシングルアンプ回路図 クリックで拡大。

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ゲルマニュームトランジスタ式AMワイヤレスマイク。

2011-01-02 11:41:24 | 真空管ラジオの製作



数年前に作ったキットのトランジスタのAMワイヤレスマイクです。

秋葉原の千石電商でこれを見つけ、AMは今時珍しいので早速購入しました。

”復刻版 「2石ワイヤレスマイク」キット”

という商品名です。

完成模範例としては、プラ透明ケースに入れるコンパクトなものですが、
ちょっと凝って、
百円ショップで買った木製箱をくりぬき、黒のベーク板をパネルとして取り付けたケースにしました。

ジャックの左がマイク用、右がライン入力用です。

作った当時は、もっぱらmp3プレーヤーをライン入力につなぎ、
ジャズを真空管ラジオで聞いてました。
発信周波数は半固定式です。(局発コイルのコアを回すことができます。)




ラグ板にパーツを組みます。

使用部品が、なかなか渋い。

クリスタルマイクから入った音声は、2SB110ゲルマニュームトランジスタを
使った低周波増幅回路で増幅され、出力トランス兼、変調トランスのST11を通
して発振回路のベースとコレクタに供給されます。
発信回路は、高周波用ゲルマニュームトランジスタ2SA156を使い、
No.88豆コイルという局発コイルでBC帯(中波放送バンド)を発信してます。
ライン入力には、このままでは信号が大きすぎるので抵抗を入れて供給します。

ゲルマニュームトランジスタといい、No.88豆コイルとは。

デッドストック品のゲルマニュームトランジスタは、逆輸入品だそうです。
今なら、シリコントランジスタの2SC1815など簡単に手に入るのにです。

復刻版と商品名がついているとおり、当時のキットそのものですね。

 


さて、真空管のAMワイヤレスマイクの方もぼちぼち作りますか。

追伸

このキットは、まだ在庫があるお店もあるようです。こちら。