先週末、JBLでは総合順位に大きな変動はなかったが、3位・4位・5位に動きがあった。
3位日立が4位パナソニックに連敗(64対68、65対69)したことで、年明けの後半戦に向けて
上位4チームによるプレイオフ出場権への争いが混沌としてきた。
今週末で全日程のおよそ1/2を消化することになる。
トヨタとアイシンの2強に、日立、パナソニック、レバンガ、リンク栃木の3位・4位争いに焦点が
絞られつつある。
アイシンはメンバー変動があっても貴美一コーチが安定していい成績を残せるチーム作りをしている。
勝負強いし、この10年くらい、オールジャパンとJBLシーズン成績は一人勝ちしてる感じがする。
12月11日現在結果
1位 トヨタ16勝4敗 2位 アイシン16勝4敗 3位 日立12勝8敗 4位 パナソニック10勝10敗
5位 レバンガ9勝11敗 6位 リンク栃木8勝12敗 7位 三菱電機7勝13敗 8位 東芝2勝18敗
WJBLでは、全日本選手を輩出してる上位4チームについて、今シーズンの選手個人成績得点上位者を
調べてみた。
1位 JXサンフラワーズ 出場時間 得点合計 1試合平均得点
大神 雄子 631 232 11.6
渡嘉敷来夢 317 182 11.4
本田 雅衣 489 213 9.7
諏訪 裕美 490 200 9.1
間宮 佑圭 375 194 8.8
吉田亜沙美 622 121 5.8
木林 稚栄 488 176 8.0
田中 利佳 306 115 7.7
2位 トヨタアンテロープス 出場時間 得点合計 1試合平均得点
川原 麻耶 795 373 16.95
矢野 良子 794 334 15.2
池田 麻美 813 258 11.7
久手堅笑美 782 215 10.24
鈴木 一美 696 211 9.6
3位 デンソーアイリス 出場時間 得点合計 1試合平均得点
高田 真希 777 497 22.6
藤原 有沙 774 311 14.14
田中こずえ 487 145 6.6
4位 富士通レッドウェーブ 出場時間 得点合計 1試合平均得点
篠原 恵 578 291 13.23
山本 千夏 593 224 10.7
名木 洋子 511 215 9.8
鈴木あゆみ 451 169 7.7
まず、各4チームの出場時間には、大きな開きがある。JXは、駒が豊富で交替選手が多いことが
一目瞭然。逆に、トヨタはほとんど毎試合交代なしで、スタメン5人で戦っている。
もちろん、個人得点だけで選手を評価するわけではなく、この数字には表れない評価要素の方が
多いと思うが、各チームの核になる選手はだいたいわかる。
全日本女子代表チーム選手再選考は、ひょっとすると世界最終予選用にあるかもしれない?
是非、若い世代の力は活用してもらいたいが、他にも経験豊富でいい選手がたくさんいる。
フィジカルの強い選手、精神がタフな選手、プレッシャーに強い選手などハードゲームに適する
側面も考慮されるのか・・・
シーズン中ではあるが、着々と確実に準備を進めていただきたい。