チームUSA最終12名のメンバーが正式発表された。
PG:クリスポール(LAC)、ラッセルウェストブルック(OKC)、デロンウィリアムズ(Nets)
SG:コービーブライアント(LAL)、ジェームスハーデン(OKC)
SF:レブロンジェームス(MIA)、カーメロアンソニー(NYN)、ケビンデュラント(OKC)、アンドレイグオダーラ(FHI)
PF:ブレイクグリフィン(LAC)、ケビンラブ(MIN)
C:タイソンチャンドラー(NYN)
凄いメンバーなのだが昨今のスモールバスケット時代を反映してか、得点力あるガードと破壊力あるフォワードで構成された。
理想を言えば、Cにドワイトハワード、PFにクリスボッシュが欲しかった。PGにデリックローズいないのも寂しい。ご存知厳しいシーズンの影響で怪我による不選出は致し方ない。その代わり初選出のグリフィンとハーデンの2人がまぶしい。OKCから3人というのはいかにも昨シーズン勢い象徴するかのようだ。頭悩ませる大変な選考だったのだろう。
『 マイク・シャシェフスキーHCも会見に同席し、「非常に素晴らしい選手達が最終候補に残り、選考は本当に難しいものだった。しかしながら、これだけ懸命に国を代表してプレイする選手が集まった為、我々にとっても最高のチャレンジになる」とすると、「残念ながら代表から漏れた選手、負傷により出場を回避した選手も、既に我々チームの一員だ。全員の献身的な姿勢に心から感謝している」と、落選した選手への心配りも忘れなかった。
今大会代表チームには、2008年の北京五輪で金メダルを獲得したメンバー5名(アンソニー、ブライアント、ジェイムス、ポール、ウィリアムス)、2010年の世界選手権優勝メンバー5名(チャンドラー、デュラント、イグダーラ、ラブ、ウェストブルック)に加え、初選出者2名(グリフィン、ハーデン)で構成され、平均年齢は26.1歳となっている。
チームスタッフ陣には、デューク大のシャシェフスキーHCが前回大会、そして世界選手権に続きチームHCに就任。ACには、シラキュース大HCであり殿堂入りを果たしているジム・ボーへイム氏、元NBAチームHCのマイク・ダントーニ氏、ネイト・マクミラン氏が加わった。
チームUSAは今後12日(木)までラスベガスで調整し、その後ワシントンD.C.に移りトレーニングを続け、ブラジルとの親善試合を行う予定。
渡英後も練習を続け、本大会開催前にはイギリスのマンチェスターで19日(木)にイギリス代表との親善試合も予定されている。 』(NBA日本語ニュースより)
やはり予想の効かない波乱、逆転ありのベスト4勝ち上がりとなった。
人生を思い描いた通りに自力で成し遂げられることのほうが稀なんだな、と思うような結果になった。人生は大部分が他力本願で成り立ってる。
仏教でいうところの「他力本願」、願いのない人に他力も自力もないと思うのだがまだまだ甘いのかな・・・親鸞聖人の説く悟り、他力本願というのはもっと自己を捨てたところに見えるものなんだろうか・・・
ベスト4決定戦
ロシア 80-65 アンゴラ ギリシア 79-80 ナイジェリア
マケドニア 76-86 ドミニカ リトアニア 76-72 プエルトリコ
準決勝(オリンピック出場決定戦)
ナイジェリア 77-85 ロシア リトアニア 109-83 ドミニカ
最終1枠決定戦
ナイジェリア VS ドミニカ → 明日(日本時間7/9)
先ずロシアとリトアニアが決めた。ギリシアはまさか(やはり?)ナイジェリアの勢いに後半逆転負け喰らってしまった。4ピリ終盤はすごいデッドヒートで最後の最後まで分からない状況が続いたみたいだ。
ハイライト映像見る限りでは、ベスト4決定戦に勝ちあがった8チームとも力のあるスピーディーなシュート力あるチームばかりだ。すでに出場決めてるスペイン、アルゼンチンはかなりNBA選手そろえている。チームUSAは、オールスターゲームのような個人で戦うバスケモードに入ると大変なことになる。前回の北京オリンピック、2010世界選手権であれだけの選手集めても苦戦したゲームが幾つかあった。選手たちもコーチスタッフも十分わかってるだろう。
最後にNBA使用ボールは、国際公認球6号ボール(女子)と7号ボール(男子)の間くらいである。普段より少し大きい7号球に慣れていかないと、長いシュートタッチは微妙に異なる。
チームUSAがどのようなユニット組むのか?今後の練習ゲームが楽しみだ。究極の最新鋭スモールバスケを見せてもらいたい。