クラウドでマルウェア対策

ウイルス対策もクラウドベースへ移行中

いよいよもって、プライバシーの問題が出てきたと思う。

クラウドの有効活用としてマルウェア対策に利用する。このアイデアはとても良い。そもそも、１台ずつのPCでそれを実現することは難しいのはわかり切ったことである。

しかし、その中でクラウドで様々流通されるファイルにシグネチャをつけ、そのファイルの動きをある意味「監視」する訳で、検閲的でもある。つまるところ、ファイルがどのように広まっていくか、動いていくかが追えるのだ。

Google自体が持っている各種情報の危うさも色々議論されているところではあるが、これから出てくる技術の多くは、プライバシーに直結するものが多いだろう。

やみくもに反対するものでもないが、企業側のプライバシーポリシーや実際の機密保持体制について吟味もしくは行政による監視・監督が必要になるのであろう。

旧態然とした会社は分かりやすい個人情報を持っているが、これらの情報はそれ以上の価値を持っているはずである。はっきり言うと脱法になるかもしれない。故に、その点を明らかに是正する仕組みだけにはのっとってもらい、そのお墨付きがついた会社とのみお付き合いしたいものである。