マジでビビった小心者

5月1日から始めた仕事は、間もなく1ケ月を迎えようとしています。日曜日、母の面会に行った後、疲れているであろう娘のテンションを上げてやりたいと思い「夕飯は何か美味しい物を食べようね！」と早目の時間にお店に入りました。

お店に入って気付いたのは、事務長KさんからのLine。読み終わって、間もなく試用期間が過ぎようとしていることに気付きました。ん？これは･･･？娘にも見せて、思わず顔を見合わせました。

「これ、ヤバくない？面と向かって言うのは気まずいから、休日に電話で言いにくいことを言おうとする作戦？まま、気になるなら外に出て電話しておいでよ」
「いや～、せっかく美味しい物を食べに来たのに、もう来なくていいですとか言われたらもうもうもう、食欲なくなっちゃうよ～」

「でもさ、それならそれでいいじゃん。実際仕事やってみて、自信ついたでしょ？次また探せばいいんだもん」
「うん、そうだね。そうだそうだ！クビにするならしやがれだ！こうなったら、やけ食いでもするか！」
「とか言いながら、ままってこういう時、眠れなくなったりするじゃない？やっぱり電話した方が良いんじゃないの？」

その前日に、若い事務方の女性Sさんが6月一杯で退職することを聞いたばかり。あぁそうか。きっと若い人を入社させたいんだよね？だって、お婆ちゃんじゃ先が知れてるもん。まさか正社員のSさんの仕事を引き継ぐなんて、週3日勤務の私に言われる訳ないもんね。

娘の予想通り、その日の夜はなかなか寝付けず。あぁまた就活かぁ。流石にちょっとしんどいぞ。最初の職場で振っちゃったから、今度はフラれたか もしやこれは副医院長の呪いか？笑

首を洗って月曜日、出社しました。

「じゃあ、あちらでお話ししましょうか」と事務長のKさんに言われ会議室へ。言いにくいでしょうけど、もうちゃっちゃと言っちゃってください。覚悟は出来てますから。そう思って身を固くして座っていたら･･･

「こちらが来月からの契約書です。どうですか？続けて働いてくださるお気持ちはありますか？無理はなさっていませんか？」

「へ？あの･･･継続して働かせて頂けるということですか？」

「出来たら辞められるSさんの仕事を引き継いで頂きたいのです。それで･･･無理にとは言いませんが、もし出来たら、週3日の出勤を少し増やして頂けると、こちらとしては大変有難いです。せめてSさんの引継ぎが終わるまででも･･･」

「もうクビだと思っていました。昨夜はなかなか寝付けませんでしたし、今朝は首を洗って出て来ました」そう言うと、爆笑しながら「いやホントに申し訳ないことをしました。引継ぎの件を事前にお願いした方が良いかと思い、Lineしましたが、そんな思いをさせてしまったとは･･･。辞めて頂きたいなんて全然思っていませんよ」

もう～！男気があるとか、肝が据わってるとか言われてますけど、私、ものっすごい小心者なの～　でも良かった～　本当に、てっきりクビだと思っていたから、その喜びは尋常ではありませんでした。ホッとして、身体中の力が抜けてしまった。

そんな訳で、これからも力の限りがんばることにいたしますっ！

でも事務長！今度ぜってぇ泣かしたる！！笑
2つのボタンをぽちっとして頂けると、と～っても嬉しゅうございます

　　

ポチ、ありがとうございました～

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