以前にも書いたとおり、私は食べ物に関してはあまり好き嫌いがなく、珍しい食材には積極的にチャレンジしたくなる方です。日本人がふつうあまり好んで食べないような食材でも、どこかの地方や国の人が日常的に食べているものであれば、できるだけ偏見無しにトライしてみたいという気持ちがあります。
昆虫食も、成虫ならいけそうな気がします。旅先でイナゴの佃煮みたいなのを出されて食べたことがありますが、全然平気でした。好んで食べたい味ではありませんでしたが、特に抵抗なかったです。
でも幼虫関連はちょっと無理かなー。
日本でも蜂の子とか、食べますよね。これを常食している土地の人はみんな口をそろえて美味しいというので、ちょっと試してみてもいいような気もするけれど、実物を目の前にしたら、たぶんやっぱり食べられないと思う。
アボリジニの好きな「ウィッチェティ・グラブ」に至っては、絶対に無理ですね。ただしアボリジニにとっては貴重なタンパク源らしいので、今日もたくさんとれることを、遠い日本より祈っています。
ところで私には、そんなつもりもないのに虫を食べてしまった経験があります。
20代で一人暮らしをしていたときの話です。
ある夜小腹がすいたので、誰かからお土産にもらった仙台駄菓子の「輪南京」を食べておりました。輪南京というのは米粉と黒砂糖を練った素朴なお菓子です。歯触りがなんというかモチクチャしていて、とても噛み心地の良いお菓子なのです。
私はその輪南京を、一人暮らしの淋しさを紛らすように、もっちゃくっちゃと噛み音高く噛んでおりました。
次のひとつをつまみ上げ「これで最後にしようっと」などど思いながら囓ったとたん、強烈な酸味がお口いっぱいに広がりました。
「ギャー!腐ってたー!」と思い、あわてて手のひらに吐き出しました。そして吐き出したソレを捨てようとしてふと見ると、なんと輪南京のかけらのとなりに頭のもげた蟻(アリ)が。
アリをー! 噛んでもたーー!! ヒーーー!!!
ウガイを100回しました。
残りの輪南京は、ぜんぶ捨てました。
いやー、あのときはほんとにビックリしました。なにしろこの世のものとは思えない酸っぱさだったのですよ。
アリクイは、ようあんなもんを食べとるな。
あとで知ったのですが、蟻酸(=ぎさん)というものがあるらしいです。別におなかが痛くなったりとかは、なかったです。
そういえばそれよりもっと前、高校生のとき。外国製の棒つきアメを陽気にチュッパしていたら、97%くらいナメ進んだところで、最初はアメに包まれていて見えなかった棒の先端部分にアリが塗り込められていたことに気がつきました。
このとき私は、数分間にわたる心の皆既日蝕を体験しました。
蟻よ。
私はお前を一度目はナメて、二度目には噛んだ。そう遠くない将来きっと三度目があるに違いなく、そのときこそ私はきっとお前を飲み込んでしまうのでしょう。
だが一体いつ?どのようなアリを?どんなシチュエーションで…?
いつまでもこんな落ち着かない気分を抱えているよりは、いっそのこと明日にでも近所の公園に行き、自ら厳選したアリを納得のいく調理法で自発的に食べてしまった方がよいかも知れないという気さえする、残暑厳しい今日このごろでございます。
私が今まで食べたもので一番??な物は何だっただろう?アヒルの舌位かしら?私はまだまだ初心者ですねえ
willow42様は昆虫がお好きと仰っていましたが あまり美味しそうではないので 蟻はどうぞ召し上がらないでくださいましー
酸っぱかったですよー…。
でも黒糖入りの甘いお菓子を食べている最中だったので、
よけいに酸っぱく感じたのかも。
薬膳料理では、虫関連の食材がよく使われているようですね。
冬虫夏草とか、サソリなんかも。
アヒルの舌!どんな歯触りなんでしょう。
食べてみたいです!
オーストラリアにミツツボアリというのがいまして、
これはお腹の中に蜜を溜めているので、甘くて美味しいそうです。
アボリジニがおやつにするらしいです。
これなら食べてみてもいですよね。
蟻を喰っている。笑
私は、今日
お土産にいただいた
「カチョカヴァッロ」っつうモンを
いただきました。
初めて聞いたモンって、いっぱいあるね。
>あなたはもう蟻を喰っている。
いんや。まだ食ってはいない。
なぜなら蟻ジャエモンッ!
おまえは煮ても焼いても喰えんヤツだからじゃッ!
>「カチョカヴァッロ」っつうモンを
それTVで見たことある!
いいなぁ、そんなシャレたもんをくれる知り合いがいて。
こっちは蟻つき輪南京だぞ(蟻は私の部屋でついたんだと思うけど)。
もう食べた?どんな味だった?
公表するのは、ナンカコワイ(><)
本名の方が、まだまし。爆
チーズは馬勝った!
>公表するのは、ナンカコワイ
え?なんで?
モハ○○・蟻は、本家と違って蟻のように這い、蚊のように刺すだけなのに。
チーズ、美味しかったのか。
いーなー。私も今度自分で買ってみよう。
新婚の頃、かいがいしくお料理をしていたとき、ふと、思い立って、卓上醤油ビンのふたを開けてみたら、そこに浮かんでいたのは、黒々とした、、、、、ゴキちゃんでし~。
一体いつごろから、ゴキちゃんを浸したお醤油を賞味してたのかわかりましぇん。でも、わたしもおなかいたくはならなかったよ。
>そこに浮かんでいたのは、黒々とした
うひょ~~!
うらやましいくらい?レアな体験ですね!
いったいどうやって入ったのかな?
>ゴキちゃんを浸したお醤油を賞味
賞味…(笑)
醤油の塩分で、ゴキブリの邪悪な力が清められたのかも知れません。
私、ときどき「昆虫食」がテーマのブログを読んでいるのですが、
ゴキブリってもっとも普通に食べられている昆虫のひとつです。
世界のどこかでは、薬にもなっているようです。
ゴキブリの醤油漬けは、ひょっとしたら薬効があるかも知れないですよ
ご主人には、そのこと言いました?