長い廊下

勝手に思ってるだけ

映画 『SAYURI』

2007年11月30日 17時47分50秒 | 視聴覚室
日本が舞台で芸者の話なのに、なんで主役のSAYURIを中国の女優がやるの~?って思ったけど、見たあとで言うとSAYURIはチャン・ツィイーで正解でした。このにぎやかなジャパネスク・ロマンで日本のたおやめがお職をはる(というのは遊女のときに言う言葉だけど)のはどうも無理っぽい。かえっておかしなことになると思う。だってこれ、日本じゃないものね。…だからこれはこれで良いのでは。いっそミュージカルにすれば . . . 本文を読む
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駅弁は楽しい

2007年11月28日 19時27分46秒 | 食堂
駅弁好きだなぁ。デパートで「駅弁フェア」なんかやっていると、ついのぞきたくなってしまいます。駅弁て「よそのヤツらにうちの自慢のこれを喰わせて、ウマい!と言わせてやろう」という意気込みの凝縮だと思うのです。見た目に楽しく、冷めてなお美味しい駅弁。フェアで買ってきたのを家で食べるのも悪くないけれど、できれば乗り物に乗って、窓外の景色もおかずにしたい。デザイン過多の容れものも楽しい。容器が凝ってる分値段 . . . 本文を読む
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映画 『の・ようなもの』

2007年11月20日 14時15分58秒 | 視聴覚室
何を見ても、聞いても、経験しても、なんとなーく心の芯まで届いていないように見えるミョーにつかみどころの無い青年が主人公です。この青年を伊藤克信が演じています。ハマリ役。青年は二つ目の落語家で、名前は志ん魚(しんとと)。志ん魚の初めてのトルコ(ソープ)体験の敵娼(あいかた)エリザベス役が、当時27歳の秋吉久美子です。こちらもハマってる。この二人だけではなくて、出ている役者が全員うまーくハマっているの . . . 本文を読む
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映画 『いつか読書する日』 

2007年11月19日 09時59分10秒 | 視聴覚室
田中裕子と岸部一徳は、ふたりとも好きな役者です。このふたりが出ているから見てみようと思った映画です。 田中裕子は昔「フェロモン女優」なんて言われていましたね。美人でもなんでもないけど、赤ちゃんみたいなきれいなお肌といつも眉をひそめたような泣き顔系の顔立ちになんとも言えない魅力がありました。表情を大きく動かさずに微妙なニュアンスの感情を表現できるところ、能面に近いものがあるような。この映画では、早朝 . . . 本文を読む
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チャン・ツィイーの出ている映画いろいろ

2007年11月16日 17時24分46秒 | 視聴覚室
チャン・ツィイーは誰にも似ていない美人だと思う。目も鼻も口も、ひとつひとつ見ると美人の規格からは外れているのに、全体で見ると人に美しいと思わせる力を持っている顔立ち。骨っぽい輪郭の中に個性的なパーツがうまい具合にレイアウトされて、他に見つからない種類の美の形になっている。身体能力が高い。演技もうまい。この人が出てくると、画面に生気がみなぎる感じがする。素晴らしい。泣いても笑っても怒っても可愛い顔、 . . . 本文を読む
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