その些細な一事をもってして（挫）

他人様の言動で、法にも倫理にも公衆道徳にも何ら触れるわけではないのだけれど、コレをやられるともう途端に幻滅というか軽蔑というか、自分の心のシャッターが不意に音をたてて閉じて行く感じのする事柄というのが、誰にでもひとつやふたつはあるのではないかと思います。
「別にそんなものは無いよ」というひとがもしいたら、そのひとはたいへん心の広いお方だと思うのです。私などは間口が狭いうえに奥行きもない心の持ち主なので、すぐさま複数の具体例をあげることが出来てしまうくらいなのに。
そしてそういう私自身の言動のうちにも、他人の軽蔑心をこよなくそそるポイントの５箇所や１０箇所は軽くあるに決まっているのです。無いはずがない。まったくのところ、「ひとのコト言えんのか？」っちゅー話です。だけどもそんなことは、この際問題ではないの。

「長い廊下」は、自分については出来るだけ大目に見る姿勢でやっております。

で、じゃあどんな言動に対してそういう事態が起こりがちなのか？それはなぜなのか？ということを一度じっくりと考えてみようではないかと思ったのが先々週のこと。
以来じっくりコトコト今日まで煮込み続けてきたのですが、なんかさっきから急にアホくさくなってきたので、もう考えるのはやめてお風呂に入ろうとしているところです。ああ、また今日が終わろうとしている。

－平成２３年５月１１日記－