地方創生は産業改革なのだろうか？

地方創生では、中大型企業がやってきて雇用の確保を重要視されている。

地方に大型店が進出して来ることが地方創生なのだろうかと思う。

大型店が来れば、小さな小売店から順次経営が悪化し閉店に追い込まれることに成ると思う。

それが地方創生のシナリオなのだろうか。

商店街と言うものは、その町に住み、商業活動を通じて、苦楽を共にして来た人達が、そこで生きて、次に伝えて行くと言う些細な幸せを守ることにあります。

そんなことが無視される経済社会の構築が大きな改革改善に見えてしまうのだろう。

地方での小売業は、県外からの進出大型ホームセンターや、大型スーパーの進出で体力が消耗しております。

消費活動だけをとらえてみるとそれでいいのかも知れない、しかし、地域の商店などでは、地域活動に直接的に、間接的に携わることに成ります。

例えば、交通指導隊員、防犯隊員、消防団員、教育委員、民生委員、児童委員、人権擁護員、スポーツ指導員、芸術文化委員、などなどの奉仕活動にも携わる人も多く、利益が上がらない、収入が大幅に減少したとなれば、奉仕活動継続したいと思っても、継続が出来ない状況に追い込まれることに成ります。

そういう状況に追い込むことが地域創生と考えているのだろうか。