さくい繁樹雑記帳

NISEKOエリアを愛する地方議会議員のブログです。日々の出来事や自身の想いなどを書いています。

堅苦しい話

2013-06-12 18:28:13 | 日記
一般質問を通告して参りました。今回の件名は「健全で持続可能、且つ“適正”な財政運営」、堅苦しい話ではありますが(苦笑)、そのさじ加減をしっかり質疑する必要性を感じております…。

財政運営には、“健全で持続可能”=堅実=“手堅く確実”が不可欠であることは言うまでもありませんが、“適正”=適当=相応しい=釣り合う=均衡=バランス!要するに“バランス”も重要ってことです。

ただ、この“バランス”ってのは、一般的には極めて良い響きではあるものの、なかなか厄介だったりもします…、そこらへんの議論を深めたいと考えております…。


以下は質問の要旨です、お手隙の際にお読みいただければ幸いです…。

件名:健全で持続可能、且つ“適正”な財政運営
「“自ら治める”責任」こうした分権改革の方向性を受けて、本町においても様々な行政改革に取り組み、この10年間の伊藤前町長、福島町長並びに職員の皆さんの努力が功を奏し、一つのバロメーターである実質公債費比率、平成23年度決算ベースで13.6%となったことはご案内の通りであり、高く評価されるべきと考えております。そうした取り組みの中で現在の第5次総合計画が策定されていると承知しておりますが、取り分けその要である財政運営の基本方向として、基本構想では「健全で持続可能な財政運営が不可欠」とし、その基本構想の下で基本計画が策定されている訳ですが、今年度で前期が終了、今年度は前期基本計画の総括、並びに後期基本計画の策定が行われることもご案内の通りであります。そこで、健全で持続可能な財政運営が不可欠であることは言うまでもありませんが、私は“適正”なる視点も大変重要であると考えており、後期基本計画に“適正”なる視点を盛り込むため、また、必要に応じては財政運営の適正化を図るための数値目標となる新たな計画の策定も視野に入れつつ、この10年間の行政改革、並びに前期基本計画を検証すべく順次質問させていただきます。
1、第5次総合計画の財政運営の基本方向について
(1)前期基本計画の財政運営の方針の総括
前期基本計画、第1章5(2)財政の見通し「■歳入・歳出の実績と見通し(*P10上の表)」の平成20~25年度の歳入・歳出見通しに対する実績(見込み)に関する資料をお示し下さい(資料の提出を求めます)。その上で、実績(見込み)に対する認識、評価、並びに前期基本計画の財政運営の方針の総括を伺います。
(2)後期基本計画への踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ財政運営の方針は一定程度踏襲されるべきと考えますが、後期基本計画の財政運営の方針への踏襲についての見解を伺います。
2、倶知安町行政改革 集中改革プランについて
(1)倶知安町行政改革 集中改革プランの総括
このプランは平成17年度から21年度までの5か年実施され、行政改革の重点的な取り組みを趣旨とし、所期の目的は果たされたものと承知しておりますが、このプランの総括を伺います。
(2)基本的な考え方の踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ基本的な考え方は何らかの形で一定程度踏襲されているものと考えますが、何処にどのように踏襲されているのか、見解を伺います。
3、倶知安町定員適正化計画について
(1)倶知安町定員適正化計画の総括
この計画は平成18年度から22年度までの5か年実施され、効率的な町政運営を図ることを趣旨とし、所期の目的は果たされたものと承知しておりますが、この計画の総括を伺います。
(2)基本的な考え方の踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ基本的な考え方は何らかの形で一定程度踏襲されているものと考えますが、何処にどのように踏襲されているのか、見解を伺います。
4、倶知安町公債費負担適正化計画について
(1)倶知安町公債費負担適正化計画の総括
この計画は平成18年度から23年度までの6か年実施され、実質公債費負担の適正な管理を趣旨とし、所期の目的は果たされたものと承知しておりますが、この計画の総括を伺います。
(2)基本的な考え方の踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ基本的な考え方は何らかの形で一定程度踏襲されているものと考えますが、何処にどのように踏襲されているのか、見解を伺います。
5、倶知安町財政健全化計画について
(1)倶知安町財政健全化計画の総括
この計画は平成19年度から23年度までの5か年実施され、経費節減・業務の効率化を趣旨とし、所期の目的は果たされたものと承知しておりますが、この計画の総括を伺います。
(2)基本的な考え方の踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ基本的な考え方は何らかの形で一定程度踏襲されているものと考えますが、何処にどのように踏襲されているのか、見解を伺います。
6、第3次倶知安町行政改革大綱について
(1)第3次倶知安町行政改革大綱の総括
この大綱は平成19年度から23年度までの5か年実施され、事務・事業の見直しなど重点項目を集中的に実施することを趣旨とし、所期の目的は果たされたものと承知しておりますが、この計画の総括を伺います。
(2)基本的な考え方の踏襲
所期の目的は果たされたとしても、総括を踏まえ基本的な考え方は何らかの形で一定程度踏襲されているものと考えますが、何処にどのように踏襲されているのか、見解を伺います。
7、過疎地域自立促進特別措置法について
(1)平成22年国勢調査を基にした試算
国会では、過疎地域自立促進特別措置法に関し、平成22年に実施された国政調査を反映させ、過疎地域を新たに追加するための準備が進められていると聞いております。平成22年国勢調査を基に試算した場合、本町は過疎地域の要件を満たすことが可能か否か、見解を伺います。
(2)過疎地域自立促進市町村計画の策定などの準備作業
仮に過疎地域の要件を満たすとするならば、過疎対策事業債の活用などの特別措置を享受するために必要となる、過疎地域自立促進市町村計画の策定などの準備作業に即取り掛かるべきと考えますが、見解を伺います。
コメント
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