米国の連邦金融監督機関である連邦預金保険公社(FDIC)が、2004年夏号から発刊を始めた報告書「Supervisory Insights」第2巻第2号がこのほど発刊された。年2回夏と冬に発刊されるもので、この報告書の発刊目的は、銀行規制・監督と政策実施がその分野でどのように実行に移されるかについて議論するフォーラムを提供するものである。最も良い実務慣行を共有して、銀行監督が直面している新たな問題について話し合うものである。
今回は記事内容は、①金融機関におけるリスク・モデル等に基づく企業統治のあり方、②銀行サービスのオンライン化(インターネット・バンキング)の課題:消費者に安全性を確信させるために、③FDICが法執行を行った金融機関における内部不正のケーススタディ研究、④経営者のリレーションシップ・マネジメント、⑤バーゼルⅡの銀行経営に与える研究である。(注)
わが国の金融機関がまさに具体的かつ喫緊な取組みを求められている項目であり、参考となろう。本号においては前記②及び③について仮訳を行う。
(注) FDICの”Supervisory Insights”は、最新の2010年夏号までのべ13号が発刊されている。
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(以下の部分は2010年10月22日現在、白紙であるが、適正な委託先が見つかればあらためて検討したい)
現在仮訳作業中であり、訳文を希望される方は次のメールアドレスまでご連絡いただければ後日当方から通知する予定である。
なお、従来本ブログで取り上げてきたテーマについて、今後は詳細版は別途メーリングリスト登録者(当分の間、無料)のみ通知する方式に変更するので、詳細資料版を希望される方は個人、法人を問わず下記内容を記入のうえ申し込んでいただきたい。また、登録いただいた内容については、個人情報保護法ならびに関係省庁のガイドラインに基づき「×××」が善良なる管理者の注意義務を厳格に履行し、ブログ情報の発信のみに利用すること、ならびに第三者へ情報提供を行わないこととする。
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(今回のブログは2005年12月11日登録分の改訂版である)
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