今宵は2012年8月25日(土)
「美月のひとりごと~ Blue Moon 」 より
再掲載いたします…
彼がずっと近くにいたら、この物理的な遠距離がなかったら
誰に何と言われても絶対に結婚しませんでした
ですから私達の間の距離は必要だったという
彼の意見には私も同感です!
お陰様で自慢の子供達を三人も授かりました
どれほど この三人に救われてきたことでしょう
この先 私の残りの時間すべてを 「ありがとう」 と
言い続けても 足りないくらいです
私にはもったいないくらいの良い子達です
愛する人たちと幸せな家庭を 責任を持って
築いていってほしいと 守り続けてほしいと願います
そう考えると彼の御家族に対しての罪悪感は格別です
「人の不幸の上に成り立つ喜びは脆い」 と感じます
ならば何故 出逢ってしまったのか?
引き離されてなお 何度も繰り返して出逢ってしまう
幸か?不幸か?
運命という悪戯に 翻弄されているとしか思えない
『これが 俺達の宿命なんだな‥』 と
再会後に漏らした言葉を思い出しては涙する
カタチに出来ない罪悪感に襲われながら
逢い続ける私達ふたりに
いつか必ず天罰が降るだろうって思って
「どうか私だけに罰を与えてください」 と呟くと
『この世界では必要なことしか起こらない‥
今は全く関係ない事で悩んでいても
後から今日のこの時のためだと理解できる日が
必ずくるから一瞬たりとて時を無駄にしてはいけない
君に与えられたチャンスなのだから』 と諭します
まるで自分自身に言い聞かせるように‥そして
『俺達は出逢わなければならなかった‥
愛欲よりも 社会へ遺していくものが多かったから
何度も 何度も 巡り逢ってしまうんだ…
もれなく 愛情がついているだけだよ (笑) 』
私は ほんの少しだけ違います
DNAから彼に創造された人間です
彼への愛情だけで生きていた女です
幾千の夜を声をあげずに泣き続けたことでしょう
彼の幸せを願い祈りながら
同じ時空で過ごせるのならそれだけでいいと‥
何度生まれ変わっても幾度引き離されても
必ず巡り逢い彼に恋に落ちます
ですから出来る限りのことを捧げたい
『伝道師に徹してほしい』と
彼が願うのならば女を棄てられます
彼に創造された「女」ですから
還って往く処も彼の処だけしかありません
還りたがるのも彼の魂の中なのです
Blue Moon 願いを祈っても良いですか?
*お願いします*
切ない不倫の恋.☆。:*・° |
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