『この前はありがとう‥悪かったね』
「大丈夫だった?疲れたでしょう」
『美月が泣いているのかと思うと
胸の奥が苦しかったけれど、
ゆっくり寝ませてもらったからね』
穏やかな優しさが伝わる温度が好き
哀しいことも笑顔で見送ることができる
今、起きていることは必然であって
偶然、起こることなど奇跡に近いのだと
私は感じている…
今これほど辛く哀しい思いであっても
あとから必ず今日のこの時のためだと
わかる日が来ると彼も言っている
『ほんとうに、ごめんな…
まさか美月がディズニーランドへ
一緒に行くとは思ってなかったんだ
まして三人だけで食事をするとは
夢にも思ってなかった…
よく終始笑顔で過ごしてくれたね』
「愛するDarling のため‥と
少しでも長く温かな世界に
存在し続ける自分のためだから(笑)」
『俺は君以外の女性はもう抱けない
家内はEDだと、もうずっと思っている
今更、元気でしたって云うのもね‥』
「そんな言葉で縛りをかけなくても
私は永遠に貴方のものだよ‥
何処にも行かない‥
この距離が近付くことも離れることも
ないと思うよ月と地球のようにね…」
『だから愛さずにはいられないんだ
こんなに愛おしく感じるのに
手の届くところに存在しないから』
この距離が必要なふたり
嫌いになれるのならと
彼の嫌な処を数えながら記すけれど
愛おしさは増していくばかり
苦しみも哀しみも
笑顔に変えることができる彼を
手離すことが出来ずに
互いの存在を惹き合いながら
離れずに一定の距離を保ち続ける
彼が存在している世界だから
生きてこられたのです
明日へと向かって行けるのです
花弁が舞うように涙がおちると
『抱きしめたくなるから
そんな瞳で見つめないでくれ』
光の中でも闇の中でも
迷うことなく抱きしめてくれる彼
愛してるの言葉よりも欲しい
彼の温度なのです
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切ない不倫の恋.☆。:*・° |
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