Hore Hore Bali 〜バリ島滞在記〜

初のバリ島で結婚式を挙げ、3度目のバリで長期滞在を体験。
現地バリ島での生活模様と、現在の心境を綴っています。

のんびりレッスン

2005-08-08 21:46:42 | 文化・芸能


ティンクリックのレッスン風景。
先生の部屋の前にあるテラスに座っての、屋外レッスンだ。

約束の時間に行っても、まずはおしゃべりに1時間を費やし
お茶とお菓子が運ばれてきて、早くも一休み…。
家族・親戚が集まってきて談笑を始め
ニワトリの鳴き声が響く中、レッスンは実にのんびりと行なわれる。

隣では、イブ(母)やお姉さんが、神様に捧げるお供え物を作り
バパ(父)は、煙草をふかしながら絵の制作に没頭している。
ここには、時間を気にしている人など1人も居ない。
バリで生活をしていると、時間とか曜日とか、かなりどうでもよくなる。
日本の生活では、こんなこと考えられない。


徐々にレッスンに熱が入りだすと、先生も真剣になる。
僕達の覚えが悪く、イライラして体を揺すり始めたら要注意だ!!
手に持ったスティックで、バシバシ叩いてくる。
この時ばかりは、僕達も焦って必死になる。

おかげで今は、人前で演奏出来るまでになれた。
もっともっと上手くなりたい。
早くまた教えてもらいたい。
早くまたバリへ…。

スアールアグン

2005-08-05 22:02:55 | 文化・芸能


行ってきましたよ~!!
ジェゴグ演奏団「スアールアグン」の日本公演へ。

岐阜県高山市の会場「飛騨コンベンションセンターホール」まで
片道3時間かけて、半日で行き来する超強行スケジュール。
我が家に辿り着いたのは、なんと夜中の2時半でした~。

「疲れた~っ。」
「眠い~っ。」
「でも、更新頑張りまっす!!」

会場には、約600名もの観客が入り大盛況!!
ジェゴグに興味のある人がこんなに居ることに、ちょっとビックリ。
耳を澄まして真剣に聴く人、手拍子をする人、気持ち良さそうに居眠りをする人
それぞれが思い思いに、ジェゴグの演奏を楽しんでいる。
バリの音楽って、心地よくって曲が長いから眠くなるんですよね~。

音響設備は一切使わず、生の竹の音だけで勝負!!
2グループが同時に演奏して競う「ムバルン」も行われ会場はヒートアップ。
勝者を決める観客の拍手が、徐々に激しくなっていく。
とっても楽しくて、そして懐かしい、2時間余の演奏だった。
来日した団員数が少なくて、「ムバルン」の迫力にちょっと欠けたのが
残念ではあったけれども…。(ダンサーが、演奏も掛け持ちしてた(笑))

公演終了後、僕たちは団員が泊まるホテルへ行き、帰りを待つことに。
激しく襲ってくる睡魔と、必死に戦うこと30分。
バリで出会った懐かしい顔ぶれに、日本で再び出会うことが出来た!!
身に付けた片言のインドネシア語を使って、再会の喜びを分かち合う。
ヌガラで滞在した思い出が、胸いっぱいに込み上げる。
嬉しいけど、とても切ない。
なんだか複雑な気持ちだ。

団員の一人が、ヌガラの家族からお土産を預かってきてくれた。
喜んで包みを開けてみると、中にはたくさんの「どじょうの日干し」が…。
気持ちはとっても嬉しい♪ けど、これどうしよぉ~。

みんなとっても疲れていたので、長くは話せなかったけど
はるばる高山まで来た甲斐があり、またまたバリが恋しくなってしまった…。

日本公演は、あと4会場。
みんな頑張れ~っ!!

ジェゴグ日本公演

2005-08-02 18:39:04 | 文化・芸能

↑スアールアグン演奏会場入口。(ヌガラ・サンカルアグン村にて)

バリ島西部「ヌガラ」地方に古くから伝わる竹の楽器「ジェゴグ」
このブログでも、「ヌガラ」や「ジェゴグ」について、たびたび紹介をしてきたが
このジェゴグのプロ演奏団「スアール・アグン」の日本公演が
いよいよ、今週から始まることになった。

1991年の初開催以来、今年で16回目を数える恒例のステージで
8月4日(木)の岐阜公演を皮切りに
東京、神奈川など5会場で、順次行われる予定だ。

ヌガラでホームステイをした時に、何度も演奏を聞いたことはあるのだが
その当時、現地でお世話になった人が、団員の一人として来日すると聞き
僕たちは、今回初めて日本公演のチケットを購入してみた。

場所は、初日に行われる岐阜(高山)会場を選んだ。
自宅のある長野から(たぶん)1番近くて、しかもチケット代が安かった!! から。
近いとは言え、会場までで3時間半はかかりそうだから、結構ハード。
公演が終わってから帰っていたら、家に着くのは果たして何時になるのだろう…。

公演当日まで、あと2日。
ヌガラの家族に渡すお土産も用意したし。
ちょっぴりドキドキしてきたぞ~っ!!

⇒⇒⇒ スアールアグン・ホームページ