一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

「風化」とは再びヨミガエル「産まれる」こと、2016.3.12Happy Birthday 子ネコたち!!

2016年03月12日 | こども百姓「じねん童」

2011年生まれ、
斎藤風禾(さいとうふうか・5歳)
風化ではなく“風禾(ふうか)”
その名の由来は・・・




私たちは“風化”させないために、
柿渋を塗ります。
決して腐らない構造物を作るのではなく、
風化していくごとにその存在を増していくような「木」の暮らし、
土に還らないものを作らない生き方が、
命をつなぐことだと思うから。。
 
 
 
 


浪江町の平成27(2015)年1月号。
町長に続く議長の新年あいさつの中に、坂村真民(1909~2006年)の詩が引用されていた。
「避難生活の長期化や復興の遅れが人の心を蝕んでいきます。
放射能に対する考え方や帰る、帰らない、帰れないなどの意見の違いで弱い者同士で
争い合いがないようにお互い気を付けなければなりません。
そして、今の私たちにしかできないこともあります。
私の言葉ではうまく表現できないので……」と断ったうえで紹介したのが、
坂村真民の「あとから来る者のために」だった。
磐城蘭土紀行より

『あとからくる者のために』
(坂村真民『詩集・詩国』より)
あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ
あとからくる者のために
しんみんよ お前は 詩を書いておくのだ
あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ
ああ あとからくる者のために
みんなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々自分でできる何かをしておくのだ

決してカビないオモチャを買うのではなく、
風化していくごとにその存在を増していくような「木」のオモチャ、
土に還るものを子どもが自身が選ぶことが当たり前の世の中が、
命をつなぐことだと思うから。。


 
 

もらった積み木カビちゃったね。。
でも柿渋塗れば大丈夫。
明日の寺田本家・お蔵フェスタで
ゴザ敷いて積み木でみんなで遊ぼうね。

 

ヨミガエルとは、
再び生まれ変わること=産み出すこと。
 



 

2016年3月12日
我が家の頼もしい猫「ブブ」が、
子ネコを産みました。

今の所子ネコは5匹・・・。
まだお腹が膨らんでいるから、
もう何匹か産まれるかな?
(子ネコ欲しい方はご連絡下さい。
田舎暮らししたい方は、ネズミ捕りに。。
ネズミ捕りの才能?のあるネコとない猫がいますが・・・)



Happy Birthday 子ネコたち!!

めぐる命にありがとう。



ブブ母さんもおめでとう!!
もう我が家で何回目の出産でしょうか。
(ブブの名前の由来は、サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会の時にちょうど
我が家に迷い込んできたから。応援で話題になった南アフリカの楽器?
「ブブゼラ」より。ネコなで声が「ぶぶぶぶ・・・」だから。。


風化していくごとにその存在を増していく
風の子“風禾(ふうか)”


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