一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

目黒区美術館

2008年08月31日 | 「ふうてんファーマー通信」じねん道以外のお知らせ

裕子が以前お手伝いしていた、
目黒区美術館に行ってきました。
画材と素材の引き出し博物館は、
エコ的屋「うずら屋」の勉強のため。
「ワークショップ」という形式を美術館で取り組れたのは、
美術館では先駆け?の目黒区美術館。。
地給地足ワークショップ「野良り暮らり座敷」
の今後の参考になりました。
フォーラム「美術館ワークショップの再確認と再考察-草創期を振り返る 」
も参加しました。
久しぶりにお会いした恩師のFさんが
「福岡正信さんのやってきたことが、ワークショップそのものよ」
とおっしゃったのが印象的でした。
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目黒区美術館
画材と素材の引き出し博物館」
+ワークショップ20年のドキュメント展

2008年7月1日(火)~8月31日(日)
画材と素材の引き出し博物館


+

昨年、開館20周年を迎えた目黒区美術館が、都内6番目の区立美術館として開館したのは1987年。あいつぐ県立美術館建設が一段落して、その余波が市区町村に及んできた頃でした。そんな時代を背景に生まれた当館は、個性的な展覧会活動のほか、小さな地域美術館の役割として、開館当初から教育普及活動に力を入れ、体験を重視したワークショップ活動を中心に展開してきました。

目黒区美術館の教育普及活動は、それぞれの展覧会ごとに、担当者が展覧会と密接に関係づけたプログラム、講演会、映画会、講座、ワークショップ、アーティストトークなどを行うことを基本に、実績を積み上げてきました。そして特色の一つともなっている定期的な教育活動として、例年、春と夏に、子供から大人まで幅広い層を対象とした、創造的な視点からの「ワークショップ」を開催しています。このワークショップは、本物、実物が展示されている美術館であることを最大限に活用して、 美術と美術館の普及を第一の目途とし、作家や参加者、スタッフが同等の立場で、テーマ、時間、場所を共有し、それぞれの可能性を見つけ出していく活動として行ってきました。鑑賞と創造的体験を繰り返し体験することによって、感覚を開き能動性を深化させていくためのテーマ設定は多岐にわたります。

こうした活動の中、展示と教育活動を結ぶ支点として、目黒区美術館は、教材の制作、教材のコレクションを行ってきました。その代表的なものが『画材と素材の引き出し博物館』です。これは、それまで取り上げられる機会の少なかった絵具の原料や、日本画材と洋画材の違い、素材の特性などを、「引き出し」の形式にレイアウトしたビジュアルなオブジェで、これまでに81個を制作しました。これらの「引き出し」は、画材や素材そのものを知るだけでなく、ひろく”能動的に視る”ことを 促すための教材としても機能し、展示や教育に役立て活用してきました。

本展では、これまで行ってきたワークショップ活動を振り返り、『画材と素材の引き出 し博物館』81点すべての引き出しと、これらの内容に関連する作品を所蔵作品から展示し、さらに多くの作家や専門家、そして参加者とスタッフに支えられてきたワークショップの理念と成果を、記録写真によるドキュメント展として開催します。

美術館ワークショップの再確認と再考察-草創期を振り返る

8月28日(木)、29日(金)
主催:目黒区美術館、目黒区教育委員会
協力:全国美術館会議教育普及研究部会、富士ゼロックス株式会社
場所:目黒区民センターホール

   昨年開館20周年を迎えた目黒区美術館 のワークショップ活動ドキュメント展に関連して、日本の美術館におけるワークショップの誕生とその展開をふり返ります。1970年代にはじまり、1980年代後半から各地で盛んになった、鑑賞・体験を含めた「ワークショップ」と呼ばれる活動のきっかけは何だったのか、時代とどう向き合ってきたのか、その時代に直接かかわった担当者達の話を公開インタビュー形式で検証し記録します。
 
8/29(金)10:00-17:30

10:00-10:30 <第一日目を振り返る>
10:30-11:30 高橋直裕(世田谷美術館)
11:30-12:30 黒沢 伸(金沢湯涌創作の森、元水戸芸術館、元金沢21世紀美術館)
14:00-15:00 端山聡子(平塚市美術館)
15:00-16:00 降旗千賀子(目黒区美術館)
16:15-17:15 <質疑応答とまとめ>

インタビューアーは全国美術館会議教育普及研究部会の会員が担当します


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