昨日5月5日こどもの日、ついに今年前半最大のイベント、布引高原のウインドファームツーリングに行ってきました。3月の記事にも書きましたが、33基の風車、総出力66MWは、国内の単独の風力発電所としては最大です。その発電所が、昨年末福島県郡山市の高原に完成し、2月から発電を開始、ゴールデンウイークにオープンしたのです。
これまで福島には、日大工学部や、いわきフラワーセンターのチビッコ風車を入れても一桁の風力発電機しかなかったのに、突如大発電元になりました。
布引高原は郡山市といっても西のはずれ、実際には会津地方とも言える、湖南町にあります。猪苗代湖の南西の山です。
車バイクで行く場合、東北道の郡山インターか郡山南インターでも、磐越道の猪苗代磐梯高原インターや磐梯河東インターでも同じくらいの距離になります。関東から来る場合は白河インターで出るのが近いかも。
私は今回郡山インターから県道6号線で三森トンネルを通るコースでアプローチしましたが、ツーリング的には猪苗代湖の東岸を南下するコースがきっと良いですね。湖南町赤津を目指します。

湖南町に入るとこんな標識が続き、山を見上げると風車が見えてきます。青森や秋田岩手の大規模ウインドファームの周りにはこんな標識はありません。所変われば違うものです。
赤津から道を南に折れ、集落の間を通る山道に入っていきますが、もちろん舗装されており、道は車が十分すれ違える幅があります。地図を見ると他にも入っていける林道はあるようです。赤津のカツラという巨木が近くにあり、地図にも載っていますので、これを目指してもいいでしょう。
林の中を時々のぞく風車に目を奪われながら登っていくと10分ほどで布引高原に到着します。布引山は標高1000mほどの台地状の山で、比較的平らなので高原野菜の畑が広がり、夏には美しい田園風景が見られることが想像できます。

ね、絵になりそうな美しい姿の木がここにも。あそこにも。
こんな田園地帯に風車がたくさん立ってしまったわけです。

高原内は、農家の皆さんに迷惑をかけないように、農道の入り口は仮封鎖されており、一般車は入れないようになっていました。また一般車用の周遊ルートは一方通行でぐるりと回れるようになっていて、駐車場と仮設トイレが2箇所にあって、誘導員もいます。まるで観光地。

福島らしく、山菜やきのこの売店も出ています。

そして周遊コースの最高地点にはこんな展望台まであるのです。すごい。

近隣のおじいちゃんおばあちゃんが、えっちらおっちら登っていました。私も一緒にえっちらおっちら、どっこいしょ。
360度の絶景、のはず。

33基全ての風車がここから見られます。右上の写真は南側の那須連峰。東西の風景も綺麗です。左上が西の会津側、下は東の郡山側です。この日は微風、それでも一回転7秒くらいでゆっくり滑らかに回っていました。くるくるくるくる。
四面に綺麗な木製のベンチも配置されています。ここでお弁当をひろげたいものです。

この日は晴れていたのですが北の磐梯山方面は残念ながら雲の中、こんな風に猪苗代湖越しの名峰が見えるはずなのでした。また来ます。

結局、周遊コースを三周しました。一般に大規模ウインドファームは尾根に並んでいることが多いのですが、ここは全く違います。面状に配置されています、それも出来るだけ農業の邪魔にならないように。


これまで見てきた風車と較べるとここの風車、ブレードの先がなぜかちょっと曲げてあります、それも風が来る方向に、どうしてでしょう。また発電機のケースが箱型ではなく、長い卵形、そしてブレードの根元の面積が広くなっているのですが、風を受ける向きではありません。いわゆる流線型、流面体設計。ジムニーとTTの違いでしょうか。風切り音が低い気もします。
この辺はこれから研究しないと。
下山のときも対向車が来るは来るは。花見山ほどではありませんが、本当に観光地化しています。花見山でもここでも、行政関係者と見られる方が、アンケート用紙をテーブルの上に並べて、観光客の意見を求めています。福島は前向きです。他県の関係者も見習ってほしいものです。
これまで福島には、日大工学部や、いわきフラワーセンターのチビッコ風車を入れても一桁の風力発電機しかなかったのに、突如大発電元になりました。
布引高原は郡山市といっても西のはずれ、実際には会津地方とも言える、湖南町にあります。猪苗代湖の南西の山です。
車バイクで行く場合、東北道の郡山インターか郡山南インターでも、磐越道の猪苗代磐梯高原インターや磐梯河東インターでも同じくらいの距離になります。関東から来る場合は白河インターで出るのが近いかも。
私は今回郡山インターから県道6号線で三森トンネルを通るコースでアプローチしましたが、ツーリング的には猪苗代湖の東岸を南下するコースがきっと良いですね。湖南町赤津を目指します。

湖南町に入るとこんな標識が続き、山を見上げると風車が見えてきます。青森や秋田岩手の大規模ウインドファームの周りにはこんな標識はありません。所変われば違うものです。
赤津から道を南に折れ、集落の間を通る山道に入っていきますが、もちろん舗装されており、道は車が十分すれ違える幅があります。地図を見ると他にも入っていける林道はあるようです。赤津のカツラという巨木が近くにあり、地図にも載っていますので、これを目指してもいいでしょう。
林の中を時々のぞく風車に目を奪われながら登っていくと10分ほどで布引高原に到着します。布引山は標高1000mほどの台地状の山で、比較的平らなので高原野菜の畑が広がり、夏には美しい田園風景が見られることが想像できます。

ね、絵になりそうな美しい姿の木がここにも。あそこにも。
こんな田園地帯に風車がたくさん立ってしまったわけです。


高原内は、農家の皆さんに迷惑をかけないように、農道の入り口は仮封鎖されており、一般車は入れないようになっていました。また一般車用の周遊ルートは一方通行でぐるりと回れるようになっていて、駐車場と仮設トイレが2箇所にあって、誘導員もいます。まるで観光地。

福島らしく、山菜やきのこの売店も出ています。

そして周遊コースの最高地点にはこんな展望台まであるのです。すごい。

近隣のおじいちゃんおばあちゃんが、えっちらおっちら登っていました。私も一緒にえっちらおっちら、どっこいしょ。
360度の絶景、のはず。


33基全ての風車がここから見られます。右上の写真は南側の那須連峰。東西の風景も綺麗です。左上が西の会津側、下は東の郡山側です。この日は微風、それでも一回転7秒くらいでゆっくり滑らかに回っていました。くるくるくるくる。
四面に綺麗な木製のベンチも配置されています。ここでお弁当をひろげたいものです。

この日は晴れていたのですが北の磐梯山方面は残念ながら雲の中、こんな風に猪苗代湖越しの名峰が見えるはずなのでした。また来ます。

結局、周遊コースを三周しました。一般に大規模ウインドファームは尾根に並んでいることが多いのですが、ここは全く違います。面状に配置されています、それも出来るだけ農業の邪魔にならないように。



これまで見てきた風車と較べるとここの風車、ブレードの先がなぜかちょっと曲げてあります、それも風が来る方向に、どうしてでしょう。また発電機のケースが箱型ではなく、長い卵形、そしてブレードの根元の面積が広くなっているのですが、風を受ける向きではありません。いわゆる流線型、流面体設計。ジムニーとTTの違いでしょうか。風切り音が低い気もします。
この辺はこれから研究しないと。
下山のときも対向車が来るは来るは。花見山ほどではありませんが、本当に観光地化しています。花見山でもここでも、行政関係者と見られる方が、アンケート用紙をテーブルの上に並べて、観光客の意見を求めています。福島は前向きです。他県の関係者も見習ってほしいものです。