月に一度、中学時代の友人3人が揃う。
場所は、グループホームの個室。
当日ハミングする歌詞をいくつか、PCから用意して出かける。
「早春賦」 「花」 そして難しい 「流浪の民」 「ソルヴェイグの歌」
♪冬は逝(ゆ)きーてー春―過ぎてー 春―過ぎて~♪
コーラス部で結構難しい歌を教えてもらっていた。
70歳代も後少しの私たちは、急に歌っても声が出ない、楽譜がない中で当時を思い出しながら歌う。
一寸自慢をすると、一人は凄い美人、もう一人は頭脳抜群、私は何でしょう?
でこぼこコーラス、お喋り、お菓子とお茶をいただく。笑い声が絶えない。ロビーにも聞こえているとか。
すると、美人の彼女が、時々勘違いの話になる。
認知症を患って、ここに1年前に入った。
彼女は独身で、大企業の女性管理職として(秘書)みんなの憧れ、勿論頭も良い。同居していた100歳の母と姉を続けて亡くし
一人暮らしが始まる。
「寂しい!」という電話が毎日何回もかかってくるようになる。
姉妹のように仲良しだった私が、一番の救いだったのだ。
正直対応が大変だった・・・
そして現在に至っている。
先日は、セビア色になった写真をスキャンして持参。
昔話の記憶は、彼女が一番よく覚えているので驚く。
このホームにお邪魔すると、3時間があっという間に過ぎる。
私たちも楽しいひと時でもあるからだ。
次回4月末には、何を準備しようか・・・
私達も健康に気を付けて、元気な姿で訪ねたい!
↑ 京都植物園に、別のグループで行った時のお気に入り。2年前の写真。
仲良しさんたちとのコーラス。声をだして歌うことは脳の活性化にとてもいいことなんですってね。
私も3月25日と30日に、女子校クラスメートに会ってよい刺激をもらいました。思い出話も認知症の改善に用いられている方法ですから、いろいろ聞いて、共有する時代の思い出を語り合っていきたいと思っています。
私の女子高クラスにも美人さん頭脳明晰、スポーツウーマンといろいろいました。私はクラス一の跳ねっ返り反抗者。
ほうせんさんは、クラス一のやさしい心だったかも。
コメントうれしく拝見しました。
京都植物園は、桜もとてもきれいでした。
>声をだして歌うことは脳の活性化にとてもいいことなんですってね。
認知症予備群かも知れない私達二人は、いい機会を持っていることになりますね(苦笑)
やさしい心・・・そうありたいです!
今でもそうですが、気を使い過ぎるところが欠点だそうです。
そうそう、水織ゆみさんの事、友人に伝えました。
越路さんより綺麗な声ねとメールが届き、関西公演の時に行く約束をしました。
有難うございました。
コーラス部での お仲間ですね^^
麗しき乙女たちのコーラス…ホーム中に響くのでしょうね^^
セピア色のお写真を挟んでのオシャベリ ホームの彼女が 一番記憶鮮やかだったのでしょうね^^
私も 父のホームへ 古い写真を持参したのを思い出しました。 私を自分のお姉さんと勘違いして 色々話をしてくれました。。
でも、ホームに入れて お幸せかもですね。 これからは中々入れないそうですから!
有料のお高い所は 別でしょうね。。
すみともさんも色々ご経験されたのですね。
今はホームに入られる事が幸せなのですよね。
もう40年前になりますが、母がホームが入ってすぐ、このホームの環境が問題だと大きく新聞報道され、ショックでした。その新聞の「声」欄に投書すると掲載され、数人の方から手紙が届き、親をホームに入れるのは・・・思いだしました。
> 麗しき乙女たちの・・・
嬉しい表現です事
有難うございました。