複雑な思い・・・・・・・

今日はフープの芸能ネタ～っと思って写真を取り込みながら夕方のニュースを流し見してました。すると、柴犬の悪徳ブリーダーのニュースが目に飛び込んできました。

人なつこくかわいらしい柴犬が不衛生な環境で檻に入れられ、水さえ満足に与えられず、繁殖した子犬を8万円でネットで売っているブリーダーに愛護団体が抗議に行くシーンでした。

最初からきちんとみていたわけではないのですが、これを見たら手が止まってしまいました。

なぜかというと、悪徳とは言わないまでもフープもかわいそうな環境だったと感じていたからです。

フープのブリーダーを見つけたのもネットでした。そして実は数週間前に迎えた子犬と悲しい別れをした後で（今は言いたくないのでごめんなさい）本当は子犬を迎える気持ちでも環境でもなかったんです。

犬を飼うまでにはいろいろ悩みました。まず抵抗があったのはお金を払うということ。（子犬は近所で生まれた子をもらってきたことしかなかったので）

処分される前のワンコを保健所に見に行くことも考えましたが、ブリーダーのところに見に行っても数ある子犬の中で一匹が選べないのに、そんな状況のワンコから一匹選べるわけがない！

へこんでるママをパパが連れ出し、見に行ったフープのブリーダーさんは・・・・・・

埼玉のブリーダーさん何人かが集まり、ネットなら子犬が簡単に売れる！っとＨＰをはじめたばかり。さらに話を聞くと1ヶ月程開設が遅れてプレハブに子犬を集めて生活させていたようでした。放し飼いになった大勢の子犬たちはプレハブに2，3個置かれたフライパンに入れられたフードをまさに釜の飯状態で食べていたわけです。

私が「ワクチンの注射はしてますか？」っというと「狂犬病は日本にはないよ、正露丸飲ませてるから虫もいないよ」っとの回答。

えぇ～～私は5種とか8種のワクチンの話してるんですけど～正露丸？？さらにフープは毛並みが悪いので一番安い3万円とのこと。展覧会にも出せないよっと言われました。前日かなりの子犬がもらわれていったそうで、幸いにも女の子はフープだけ。

迎えるのは女の子っとだけは決めていたので、たまらず自宅にはなんの用意もないのに連れてきちゃいました。

・・・・・っといったいきさつがあり、さらにコクシジュームという虫もしっかりいて、栄養状態も悪かった（見るからに安いフードを与えられていて高いものは必要ないともアドバイス頂きました）だから心臓の穴もふさがらなかったのかな？

うちにきた晩のフープは寝床もなかったのごめんね！

生後2ヶ月半なのに手に乗るくらい小さい1.7キロでした。

写真もわけあって、ケージの中ばかり。

フープのお母さんは出産時2才。フープもお母さんと同じ年になりました。

親を見てみたい気持ちもありますが、切なくて・・・・・・

一匹でも幸せな家族に迎えられ、幸せな生涯を送れるワンコが増えますように

命あるものを尊ぶ人間が増えますように

同じ人間として複雑な思いが残り、何もしていない自分を恥じる日でした。