マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

道こそなけれ

2006年10月15日 18時38分35秒 | 紅葉 - 10月
大石明治鹿さて、旧暦10月といえば初冬にあたる季節です。
花札と並び称される日本を代表するカルタにして最もポピュラーな和歌集である小倉山百人一首に、もう一首、「シカト」= 10月種札である紅葉に鹿を髣髴させる歌がありましたでしょう?
見てみるとしましょう。

   世中よ 道こそなけれ おもひいる 山のおくにも 鹿ぞなくなる

ということでございまして、83番・藤原俊成ですね。
(奥山の)鹿が悲しく鳴いている、それを聞くとともに自分も悲しくなってくるよ、との嘆きを歌っています。

鹿が悲しく鳴いているというのは、創作? はたまた捻って擬人?
僕はストレートに読みますよ。
鹿の気持ちが分かるのか? なんて、問いかけちゃいけない。

考えてみてもごらんなさいな。
紅葉、こうよう、というのは、もみじの葉の死です。言ってみれば木が冬篭りに入るわけですよ。
で、鹿を始めとする動物たちはどうなります?
そうですよ、餌が少なくなる。加えて寒くなる。
受難の時期ですよねえ。
それを本能的に感じて、悲しげに泣いているのではないでしょうか?
人間様は、紅葉狩りよ、雅よと、お気楽なことを言ってるけど、鹿にとってはそれどころではないということですね。
因みに、この歌ですけど、原典・千載和歌集では秋の部ではなく、雑の部に入っているのが興味深いところです。

さて、百人一首に定家の父・俊成の歌が撰ばれていることは知ってました。
そして、この 世中よ~ の歌のことも知ってました。
でも、正直なところです。
これが藤原俊成の作であるということは、今日初めて確認しました。

理由はと問われれば、非常に簡単。
駄作だから。あー、だから… おっと、おっと!
あの俊成の歌であるとは、とても信じられないですよ
なぜ駄作と思うか? これもまた非常に簡単。
愚痴っぽいから。

そうでしょう?
「この世の中を捨てようと思っても、どこに行ってもその道はないと思われる」だなんて。
卑しくもですよ。世捨て人を志した人間が、「鹿が悲しい声で鳴いているように、自分も泣きたい気分だ」なんて口にするもんですか。
愚痴っぽい、愚痴っぽい、ホント愚痴っぽい。
ちょうど、一昨日の日の僕くらい愚痴っぽいですわ。

え?
この記事に加筆してありますよ。
ぜひぜひ、リンククリックして全部読んで下さいな。
…ね?



…あぁあ、また言いたくなっちゃった。
ホント、「道こそなけれ おもひいる」ですよ。
というのは~
ネットIT関係をリードしている人たちが、どいつもこいつもって感じですので。

ライブドアさんを恨むつもりはない、の公約を覆すことになるんもしれない。
でも言う。今年になってからの応対はひどいもんです
よくもまあ、ろくでもない人たちばかり揃った、いや、残った? ものでして、はい。

僕は、2ゃんねるは好きだ。でもやっている人たちはどうしても好きになれません。
え? 違いますよ。「(所謂)2ちゃんねらーが嫌い」と言っているのではありません。
西村博之氏以下運営陣が嫌いだと言ってるんですよ。
と、こんな回りくどい注釈をせねばならないような、いびつなネット現況を情報撹乱でつくりだした、あの運営陣が。
 
この原稿を実際に書いている日に上場したんですか、あそこ? 想定どおりの祭りとなってますね。
笠原健治氏始めとするミクシィ経営陣については、僕は、もう嫌いを通り越して恨んでさえいます。
それから、それから、ツブは落ちますけど、柳沢安慶って人にも煮え湯を飲まされました
和田アキ子さんの口癖のひとつを借りて言うならば。
今、上であげた人たちを、「卑下します」って表現になりましょう。
と、こんなことばかりでは、2日間でなんの進歩もないということですから、ここで否定の接続詞を登場させて転調しましょう。

はい、『でも』です。
現在ネットIT関係業界をリードしている人たちが揃いも揃ってろくでなしであるという理由で、ITやネットがろくでもないものであると結論付けたとしたのなら、それは間違いと言うことになります。
そう。百人一首83番(だけ)を見て、藤原俊成は下の歌人だと断ずるのと一緒です。

   またや見む 交野の御野の さくら狩り はなの雪散る 春のあけぼの

   わが心 いかにせよとか ほととぎす 雲間の月の かげに鳴くらむ

   思ひきや わかれし秋に めぐりあひて またもこの世に 月を見むとは

   夕されば 野辺の秋風 見にしみて うずら鳴くなり 深草の里

どれもいい歌でしょう?
やっぱ、俊成は超一流の歌人でした。

つーことで、もーちっと、ネット続けてみっか、あはっ!
 
と、この言い回しとリンク(動画を含む)と決め台詞と、何よりもその心情、



歌人の親子は仲良しこよし  

をそっくりそのまんま丸写ししました。
いくらなんでも、このリンクはやり過ぎだよ…ね…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!