![萩カス](http://image.blog.livedoor.jp/homer_simpson/imgs/a/4/a4145456.gif)
和歌の世界では、鹿や雁と取り合わせて詠まれることのほうが多いようです。
別名『鹿鳴草』と呼ばれるくらいですからね。
そして、もう一つおもしろいのが、草に分類されていること。
競技で、藤、菖蒲、萩の5点札を集めると出来役『くさ』になる、藤のところでお話しました。
そういえば、萩は秋の七草ですものねえ。
万葉集を開きましょうか。
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花
ハギ(萩)、オバナ(尾花=ススキの花穂)、クズ(葛)、ナデシコ(カワラナデシコ、河原撫子)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)、アサガオ(今のキキョウ、桔梗)、秋の七草を歌った山上憶良の歌です。
さて皆さん、この歌の文字数を数えてみてください。
五七七五七七、
あれ? 歌と言うのは五七五七七じゃなかったっけ? すごい字余り!
と感じた方がいるかもしれません。
別に字余りではありません。これは旋頭歌という歌体です。
万葉集には、今で言うとこの和歌、五七五七七の短歌以外にもこうした別歌体の歌もあるんですよ。
そういわれりゃ長歌なんてものあったな、
と思い出したひともあるでしょう?
奈良時代以降は長歌や旋頭歌は殆ど詠まれなくなり、和歌といえば短歌を指すようになりました。
ちょうど将棋みたいなもんですか。
ご存知?
元々将棋には、大中小の3種類があったんですよ。
今の将棋は「小」。
銅将だの鉄将だのって駒があったようで。
そうそう、太子なんて駒もあって、玉をとっただけでは勝ちにならなかったらしいですよ。
太子がいるかぎり国は滅びない…
と、この言い回し、
↓
こうなりゃ何でも構わないから旋頭歌を
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!