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マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

燕のもたる子安貝

2006年11月02日 17時47分57秒 | 柳 - 11月
柳10柳(雨)の10点札に描かれている鳥は燕です。
うーん、陰暦11月にも新暦11月にも似合いませんねえ。
投稿日付に拘わらずちょっと前に書きましたけど、11月に『雨』ってのも不思議ですし、あの特徴あるカス札も。

この季節感のなさ…
多分なら12ヶ月を作るために、後から入れられた月なんではないでしょうか?
そういえばカブ札には、この月と12月がありません。

とは言うものの、花札に燕がいることだけは確かのようで。
考えてみれば竹取物語あたりにも出てくる鳥ですので、特段不思議なこともないですね。
ほら、公子の一人が、燕(つばくらめ)のもたる子安貝なるものを採ってくるよう要求されるでしょう?

ホント、かぐや姫ってのはひどい女ですよ。
無理難題で男たちをボロボロにしといて、

   今はとて 天の羽衣 着る折ぞ 君をあはれと 思ひ出でける

なーんて、詠み残してハイチャ。
絶対にS女ですね。

というのは冗談。
これは難題婿という東西共通の昔話に出てくる定番パターンです。
この気風は、つい最近まで残ってました。

僕なんかよりちょっと上の世代の男どもは女を口説くために色んなことをやってくれたようで。
高い崖から飛び降りて見せたり、「僕と結婚する、といってくれるまで出てこないぞ」と言って水に潜ったり。
世界各地の伝承にある「難題婿」の密室版といったとこでしょうか?

と、この言い回し、



先輩Blogの管理人さん、ご心配をおかけしました 「こういう解釈をしてる」でよろしいでしょうか?

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



柳に飛びつくカエルに努力の心を

2006年11月01日 06時53分12秒 | 柳 - 11月
雨今日から霜降る月。
花札の11月といえば、柳、俗に雨と言われていますが正しくは柳です。

いろいろな意味で非常に特性のある月ですよねえ。
先ず、20点、10点、5点、カスの各札が一枚づづ綺麗に揃っていること。
それから、競技においては全てをカス札とみなすことができること、
他の役を流してしまうという秘力が込められているということ、雨で流れるということなのでしょうけど。

とりわけ特性があるのは、カス札の図柄です。
他の月のカス札は、テーマ植物がシンプルに描かれているだけなのに、柳のカス札だけは全面色塗りの派手な図柄です。
子供などは20点札と勘違いしてしまいますよねえ。
鬼の手が描かれていることから、特にオニ札と呼ぶことも。

鬼、昔の日本人が見た外国人のイメージから来ていると言われます。
牛の角に虎皮のパンツ。
何故だと思います?

十二支が方位を表しますことはご存知でしょう。
子が北の方角、そして時計回りに割り当てていく、という具合で。
辰巳とは南東、丑寅は北東になりますよね。
そして、鬼門にあたる方角。
鬼が牛の角を生やし虎皮のパンツを穿いてるのは、これに由来します。
いやいや冗談じゃないですよ。調べてみてください。

と、この言い回し、



お宅はと 聞かれたように 喜撰よみ

を丸写ししました。
いや、


「島国根性」 これ、私にとっては褒め言葉かも、あはっ!

の丸写しは思いとどまったんですけど…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!